★二輪車新聞が送られてきた。
一面にAJ 全国オートバイ協同組合連合会の記事とその左側には、
国土交通省の大臣表彰の記事などが載っている。
『国土交通省近畿運輸局が行う12年度の表彰式が6月6日大阪市内のホテルで開かれ二輪業界から初めて4人が表彰を受けた。さらに6月7日には国土交通大臣表彰の二輪車業界における推薦団体として、NMCA 日本二輪車協会とAJ(全国オートバイ協同組合連合会)の2団体が指定された。これによりこれまでなかった二輪車業界からの大臣表彰も誕生することになる。・・・・
然し自動車流通関係のなかで二輪車販売業界からはこれまで表彰を受けていない。”省スペース、省資源の乗り物として社会に大きく貢献する二輪車を販売する業界から過去に一人も表彰を受けていないということは二輪車業界そのものを軽視する現れではないか” という声が二輪車業界からも強まっていた。そうした中での今回の受賞は国交省もそうした業界の声に目を向け二輪車に対する認識を高めてきたためとする向きも強い。
と記事には書かれている。
★確かに、同じ自動車工業会の中にいても、四輪に比べて二輪のウエイトは非常に低いと言わざるを得ない。
極端に言うなら、二輪業界は、お国の援助などなしにここまで来たような気もする。それが、官などには頼らない二輪業界独特のものにはなっているのだろう。
そのような環境の中で、
AJ 全国オートバイ協同組合連合会は、兵庫、大阪で産声を上げ今年は全国26都道府県に展開する組織に発展したのである。
そのAJが国交省の大臣表彰を受けることは誠にご同慶の至りなのである。
AJを引っ張ってきたのは吉田純一会長である。今回近畿運輸局から表彰を受けた4人のうち3人は、須川モーターサイクルの須川健仁さん、姫路カワサキの島津龍さん、エントリーの山本信行さん、とみんなカワサキの仲間たちなのである。
このAJの特徴と言うなら、日本のこのような業界にありがちな堅苦しさや、業界然としたところがナイところだろう。
ある意味それは、吉田純ちゃんや、龍さんや、め―ちゃんなどが持っているかってのカワサキ独特のムードなのかも知れない。
吉田純一会長のリ―ダ―シップもあるだろうし、その人柄にもよるだろう。
国会議員の先生方とも、非常に仲良くお付き合いがなされているはずである。
★これはごく最近、吉田純一さんがFacebook に流した写真で、
全国オートバイ協同組合連合会会長吉田純一さん。
流石にこんな方とのツーショット写真では、『純ちゃんいいね』とは、いい難いのですが、それでもそう言えるところが、カワサキの仲間のいいところです。
当時のカワサキの仲間の持つ『カワサキのよさ』だと言えるでしょう。
という、コメントを付して、私もシェアさせて頂いたが、吉田純一さんのFacebook はこちらである。最初は私と二人きりの寂しいFacebookだったが、いまは170人ものトモダチも出来て、こんな楽しいものになっている。
先日は、こんなBERTのイベントに顔を出ししてくれた。こんなメンバーが集まると、右から順番にエラクなったりするのである。
この後、彼にFacebookを、私が薦めたのである。最初は私と二人きりの寂しいFacebookだったが、いまは170人ものトモダチも出来て、こんな楽しいものになっている。
もう少し『二輪文化を語る会』などが纏ったら、AJとも一緒にやれるかも知れないなどと夢っみたいなことをその時二人で話していたのである。
吉田純ちゃんはNPO The Good Times の会員さんなのである。
先日、東日本大震災の災害救助活動でAJや吉田純一会長が表彰されたが、
この推薦者はNPO The Good Times のアドバイザ―松島裕さんなのである。そして彼は、いま 『二輪文化を伝える会』というプロジェクトを立ち上げて活動を開始した。
FBをおやりでない方は、残念ながらご覧になれないのかも知れぬが、こんなレベルで進行しているのである。
★国交省大臣表彰のもう一つの団体が NMCA である。
その設立には色濃く関わった。その理念には
人々の暮しが、豊かになるにつれ、時間的ゆとりや、心の解放、自然への関心が急速に高まっています。
二輪車は本来、便利な生活の道具としてばかりではなく、人に近く、また地球にやさしい遊びや文化としての楽しさを兼ね備えています。
このような時代だからこそ、人と社会に、二輪車の「夢」と「素晴らしさ」、「楽しさ」をもっと伝えたい。もっと分かちあいたい。
私たちはそう考え、国内二輪車4メーカーが発起人となって、1997年1月、NMCA日本二輪車協会を設立しました。
二輪車ユーザーと 二輪車に関心を持つ人、二輪車販売店、卸、メーカーが一体となり取り組む、それがNMCA日本二輪車協会です。
と書かれているのだが・・・
最初に『二輪車ユーザーと 二輪車に関心を持つ人』がきて、メ―カ―は最後であったはずなのだが、今はほかの団体と同じくメーカーが真っ先に来るピラミッド型の組織になってしまっているように思う。
特に『二輪車に関心を持つ人』への対応を忘れてしまっているように思えてならない。
こんな理念も初めて見たという方も多分おられるのだと思う。
★つい先日書いた、『Z1発売40周年』には、1000人を超すアクセスがあった。
確かに、Zは、いまメーカーでは売られてはいない。然し関心は、発売40年経った今も尚、非常に高いものがある。
そんなユーザーを大事にする気持ちが、新車の販売にも大きく影響するのだと、私自身は今でもそう思っているのである。
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