★昨日は朝、7時からBS放送で 『なでしこジャパン』をテレビで観ていた。
実力的にはやはりアメリカが1枚上だとは言われていたが、サッカーはなかなか点の入らないスポーツだし、日本にもチャンスはあると思ってはいた。
それが前半16分でいきなり連続4失点である。
これでもう勝ちはないと思ったが、このままで大量得点になってしまいはせぬかと、思っていたのだが、残りの75分は2-1と日本がリードして、何とか恰好はついてよかったと思っている。
ワールドカップもオリンピックも、女子は決勝戦まで行ってるのは実力だろう。
体力的には世界の中では、小さく非力なのに、独特のパス廻して、世界の強豪国に対抗して決勝戦まで駒を進めたことは賞賛に値する。
胸を張って堂々と凱旋すればいい。
★ところで、日本の女子は、なぜこんなに強いのだろう?
女子サッカーの普及度は、そんなに多くはないはずだと思って調べてみたら、
2008年のデーターだが目標の30万人の10分の1にしか達していない。
アメリカに行ってみると、子供たちのサッカー熱は大変なもので、ちょっと見ても女子のサッカーも盛んなことがよく解る。
以下のような記述があった。
サッカーを見ると、競技者数はかなり急激に伸びてきています。サッカーの中高生女子競技人口は現在37万5000人ほどです。アメリカ全体では実に170万人といわれています。
この数は世界で最も多く、アメリカと並ぶ強豪ドイツ2位で106万人。日本の競技人口は全体で3~4万人といわれていますから、アメリカの中高生競技者だけの10分の1ですね。
この圧倒的な競技人口がアメリカを強くしている大きな一因といえるでしょう。
世界の女子サッカー競技人口は現在横ばい変動していないそうで、FIFAも2006年以降新しい数字を発表していません。増えているのはアメリカの競技人口だけなのだそうです。
そしてこれから選手へと育っていく中高生層の人気度もアメリカを強くしているもうひとつの要因です。
アメリカ人にしてみれば、逆にこれだけ厚い層があるのになぜ他国に負けることがあるのか不思議なくらいでしょう。
こんな記述を見る限り、アメリカは世界一になって当然のような気がする。
『日本の女子サッカーは、なぜ強いのか?』 で検索してみるといろんな答えが現れた。
それを見ても、よく解らぬが、その中で『女子サッカーの普及率が低いので、女子の選手は男子チームの中に入って練習する』というのがあったが、トップチームやプロの選手は、そんなに数は多くなくても、優秀な選手が、20人もいれば大丈夫なのである。
いずれにしても、『なでしこジャパン』はよく頑張った。
男子もせめて、ベスト8ぐらいにはなって欲しいものである。