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別冊モーターサイクリスト

★私が二輪の世界に関係し出したのは、昭和35年(1960)のことだから、もう50年以上も前のことである。

それ以来、殆ど二輪の世界に関係しながら生きてきた。

モトクロスやロードレースの初期から、未だ自前の代理店が日本各地にあって、カワサキではアメリカ市場には進出していなかった時期である。

広告関連も専門的に担当したので、当時のオートバイ誌、とモータサイクリストの2誌しか専門誌はなかった時代にお付き合いがあった。

その後営業や、販売網や部品、東南アジアのCKD事業、アメリカ、欧州の直販会社なども担当したし、二輪の業界なども担当したりして、何かと広く解ってはいるのだが、バイクは自分では所有したこともなく、技術的な面は皆目解っていないし、各部品のの名前なども詳しく言われると付いていけないレベルなのである。

 

それなのに、昔からのご縁で、二輪車新聞も、ベタータイムスなどの専門誌に加えて、

ご紹介する別冊モーターサイクリストなど、KAZEの機関誌なども現役会員なので、自宅に送られてくるものだから何となく業界の動向だけは解っている。

昨日から、神戸のカワサキワールドで開催されている『モーターサイクルレーシングフェア』なども招待券をお送り頂いているので、期間中には寄せて頂こうとは思っている。

 

★ そんな現在の状況なのだが、

昨今の専門誌は、どんどんマニア向けになっていて、私のアマチュアレベルには、読んでも意味不明の部分も沢山あって、どちらかと言うと絵本のように、バイクのカッコ良さなどを楽しんでいるレベルなのである。

 

送られてきた『別冊モーターサイクリスト』の表紙は、トライアンフの写真である。

こんなヨーロッパの伝統のメーカーがあることは、勿論よく知ってはいたのだが、

私たちが現役のころは、日本の4メーカーの世界シェアが90%もあって、アメリカのハ―レ―が潰れるかどうかで、ダンピング訴訟が行われていた時代だったから、

日本の4メーカー以外は、特に関心もなかったし、事実殆ど影響力を持たなかった時代だったと言ってもいい。

専門誌の表紙に日本車以外が来るなど、想像も出来なかった時代であった。

 

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送られてきた雑誌の中味は、いろいろあるのだが、

『伝統の旧車イベント』として1978年から31回続いたという、このレースのことも、実は初めて知ったのである。

その写真をみると、

昔々のレーサーの姿があってなつかしい。

 

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このページに出てくる伊藤光夫や生沢徹、更には滋野靖穂などは懐かしいし、特に滋野はBSにいてカワサキの小型車のレースでは目の上のタンコブ的存在で、幾度苦汁を飲まされたかしれない。

このレースのレギュレーションが、1961年以前のマシンと言うことらしいので、カワサキのマシンは1台もない。

1961年は未だカワサキはモトクロスだけでロードレースには参入していなかったのである。

ホンダはこんな赤タンクのマシンで走っていた。

黒一色のつなぎ、おわん形のヘルメットも懐かしい。

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カワサキのマシンも紹介されていた。

今年発表のニューモデルNinja-14XR  ,ZZR1400

10000回転、200馬力以上、となると、どんな世界なのかよく解らないのである。

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こちらの機種のロードインプレッション記事は、松田大樹さんの記事である。

ちょうど1年前、カワサキの想い出、そして未来以降のお付き合いである。

ツイッターなどもちょいちょいリツイートさして頂いている。

 

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そして、裏表紙は、たまたまなのか、カワサキの定位置なのか知らぬが、

今回は、カワサキのW800だった。

メグロがカワサキになって、カワサキとして初めてつけた記号が

W650で、その当時は大阪の営業にいた。

日本では名車と言われたが、アメリカのハイウエイでは、もう一つだったようである。

アレから40年、W800として生まれ変わって、よく売れているとか聞いている。

40年前、確か35万円ぐらいだったのだが、今は85万円だとか。

 

昔のW650の中古車は、一体どのくらいの値が付いているのだろう?

新車で42万円ほどだったZ2の中古車は多分それ以上するのだと思う。

 

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性能や、技術的なことはサッパリだが、

こんな昔話なら、幾らか語れるのである。

 

 

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