★ 『新しい政治の幕開けになるのか?』
昨日は、大阪の維新の会の船中八策にマスコミは湧いた。
ホントに8つに纏めている。
その一つ一つの中味の是非などについては、ちゃんと語れるほどの知識もないが、
兎に角、スピードと言うか、テンポの速さが並みではない。
つい先頃まで巷で言われていた『大阪都構想』などの文字はない。
地方を主体に、そんな流れの中で一気にここまで来た勢いは、今までの政治にはなかったスピードと迫力である。
★いろんな政党が、いろんなコメントを出してはいるが、
質問をされると応えないわけにはいかないので、あんな答えになっているだけで、内心はこの迫力に押されっぱなしなのだろう。
● 朝日新聞の橋下さんの番記者達が、『朝日新聞、橋下番』というツイッターを立ち上げたのをご存じだろうか?
「リセット」は、橋下氏が昨秋の市長選後、たびたび使っている言葉です。既成のシステムを一から変えるという意味を込めているようです。似た言葉として「不連続への挑戦」という言葉も再三使っています。既成の勢力・体制とは一線を画す、と強調する意味でしょう。
船中八策(新たに維新八策との名称に)を読むと、橋下氏の考えが読み取れる部分が多くあります。先ほどツイートしたのは「維新八策」の目標部分ですが、表題には「日本再生のためのグレートリセット〜これまでの社会システムをリセット、そして再構築」とうたっています。
こんな呟きが、何分に1回などの頻度で発信されたりする。
橋下さんのツイッターを受けて、朝日新聞独特の反論でもするのかと思ったら、単なる紹介記事が殆どで、拍子抜けである。
● もう一つが、高橋昭一さんに関する記事である。
たまたま、存じ上げてる方だけど、一躍 『高橋昭一』の名前は全国区になった。
最近は、Facebook等に熱心でちょっとご無沙汰だった、ご自身のブログにこのように書かれている。
最後の方に
・・・・今回の「勉強会」への参加を「一申込者」としていたしました。
・・・私は民主党を離党しません。・・・・・
もし、「維新の会候補者募集」であれば、私は申し込んでいません。民主党を次のステップへすすめるために、あえて申し込みを行いました。
『現職議員はご遠慮ください』は、想定外だったのかも知れないが・・・・
★首相公選制などは、解りやすいのだが、これとて『憲法改正』がMUST条件で、実現性はなかなか難しいのだが、
そんな『決めることが出来ない』
政治のシステムの改革こそが、最優先の課題で、それゆえに船中八策の冒頭に、
船中八策の冒頭には、「決定でき、責任を負う民主主義」「決定でき、責任を負う統治機構」「自立する個人、自立する地域、自立する国家」といった文言が並んでいます。 自己責任・自立と言い切る点は、確かに小泉流とも似ています。このように書かれているのだと思う。(朝日新聞、橋下番の呟きから)
いずれにしても、今のタラタラした日本の政治に新風を吹き込んで欲しい。
それは、党利、党略からの発想ではなくて、
どんな日本を創るのか?
どんな政治にするのか?
という高い理念から進めて欲しい。
★参院廃止と言う提案も
これは武雄の樋渡啓祐市長が提言されていた地方院構想案と、同じような方向である。
これを樋渡さんが言われたのは、一昨年の8月のことで、
その当時ずっと、私の最大の関心事であったのである。
そのままの構想かどうかは解らぬが、ほぼ同じコンセプトで、船中八策の中に盛り込まているのかも知れない。
若しそうなら、突如として現れた発想ではないのでなかろうか?
このような新しい発想のできる、新しい柔軟な発想の持ち主が、
日本の政治を変えて欲しいと思うのである。
自民党や、民主党と言う従来の枠を超えて、
ホントに、口先だけでなく、『新しい日本を創りたい』という人は、いっぱいいるはずである。
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