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大阪市役所ぐるみの選挙と・・・

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★大阪市役所の選挙が話題である。

ABCテレビが取り上げ、マスコミも一斉に報道し、

マーケッテングエッセンスの大西宏さんも、取り上げて、このように書かれている。

 橋下徹さんご本人も、ツイッターでいろいろ詳しくコメントされているので、先日も取り上げたばかりだが、もう一度この問題考えてみたいのである。

 

★この大阪市役所ぐるみの選挙は、このように中身までが明るみに出てしまうと、これは明らかに誰が見てもおかしいのだが、

その当事者であった平松さんや、組合の人たちや、平松さんを応援した大阪市役所の管理職や職員の方たち、

更に云えば、この選挙で橋下さんを『独裁者呼ばわり』して闘ってきた役所の利権集団に属していた人たちに、

選挙の時点で、『悪いことだ』とか『これはホントはおかしなことだ』と言う意識がホントにあったのだろうか?  

と思うのである。

 

平松さんご自身が、どれだけ具体的にこの事実を知っておられたのか?

いま、この問題についてコメントを求められたら、どのように応えられるのだろうか?

 

多分、そんな意識は『カケラもなくて』、それは選挙になれば『普通のこと』として行われた節がある。

平松さんにしても、『罪の意識などナイ』ので、堂々と市庁の横で、職員に向かって演説したり、

今回、見つかった資料なども、役所が一緒に手伝ってつくったり、

その利権集団が、当然のこととして、この時こそ『行政に協働』と一生県命の選挙運動を展開したのではなかろうか?

 

★ 今、この時期になって、橋下さんをボロかすに行ってた人たちは、この選挙運動の実態をどのように仰るのだろうか?

みんな長年の、仕来たり、構造の中で『至極当たり前』との感覚で行われてきたのは、沖縄の講話問題と同じなのである。

 

これなどは、個別問題で議論しても、どちらに非があるのかは一目瞭然なのである。

教育問題にしても、文楽などの文化問題などは、個別問題としては両者に言い分があるのはよく解るが、

その後ろに隠れている、長年続いてきた仕組みの問題などについては、より根元にある問題からの検討が必要なのは明らかである。

昨日も、橋下さんツイッターでこんな事を言っている。

 

  橋下徹 橋下徹   勘三郎さんが、新しい歌舞伎に挑戦され、その世界では色々批判があったらしいが、確実に歌舞伎を根付かして行った。 お客さんあっての芸であり、文化でしょう。 それを、お客さん抜きに、これが伝統なんだから理解しろ!という態度では絶対に根付かない。   僕だって文化が大切なのは分かる。 しかし根付かない文化には何らかの原因がある。 その原因究明を真摯に行い、対策を講じる。 文化という名の下に残るのが当り前という考えは間違っている。   しかし文化行政は仕組みが間違っている。 今の文化行政だと文化なんて根付かない。 それと三谷さんの新作文楽。東京パルコ劇場でやるらしい。何で??・・・・・・・大阪にも国立文楽劇場がある。   国立文楽劇場は正統な文楽しかやらない? そんなこと言ってたら文楽は根付きませんよ。 文楽を巡っては、とにかく仕組みがおかしい。 歌舞伎も漫才も落語も、芸事の皆さんは、それはそれはお客さんを集めるために、身分保障などない所でなりふり構わず汗をかかれています。       これはツイッターからの文章だが、一理あると思う。

文楽が悪いのではなくて、その仕組みが『文化が育たないように』仕向けているのだと言えば言い過ぎかな?

『育てる』と言うことは、甘やかしていては育たない。

ベースに『厳しさ』があるのが当然なのである。

 

橋下さんは、そんな当然のことを言っている。 

単なる補助金のカットだけの問題ではないのだと思う。

 

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