★ちょうど1年前、 『ホントに雑感』と題してこんなブログをアップしている。
何となく読み返してみたが、納得である。
大したことは書いてはいないのだが
● 人の死と葬儀の話
● 名刺と人の肩書の話
● 墓や本などと名前や実績を残さなくても、ネットの世界はいろんなことを勝手に残してくれる。
と大体そんなことに関して書いている。
ちょっとその続きみたいなものを、『私の生き方、考え方、意見』というカテゴリーで書いてみたい。
★昨年の日記を拾ってみる
昨日、一昨日親戚のお通夜と葬儀が続いた。・・・・日本の葬儀の風習とはこれは一体何なんだろう。
その日だけ突如仏教徒になりお坊さんの解らないお経を神妙に聞いてお焼香をする。その費用が結構な値段である
年を取れば人は死ぬ。至極当たり前のことである。・・・・90を超え100歳を超えた方の死に対する葬儀のあり方など、少し変わっていってもいいような気がする。その葬儀になぜ何百万もの費用を費やすのか?
私の母は、今103歳である。・・・・・妹の義理の母は昨年夏102歳で亡くなった。亡くなったことすら知らなかった。家族葬というホントに家族だけの葬儀をしたらしい。『そんなのがいいね』というような話がいっぱいの葬儀だった。・・・・
人の命など解らないものである。2月には元気だった母が、4月にインフルエンザに掛って5月末に亡くなってしまったのである。
葬儀も、その後の仏事も、私の思い通りにやったから、世間一般から言うと簡素過ぎたかも知れないが、今でもそれでよかったと思っている。
母が生きていたときは、私自身それなりにちゃんとやったと言い切れる。人間、生きてるうちが花、自分の意思で自分の思うことが出来る内が『生きている』と言うことなのだろう。
気丈な母が、100歳を過ぎて自分の思い通りにならなくなってから、『早く死にたい』が口癖になってしまったのである。
昨年の6月のブログにこのように書いている。
母が亡くなった。
明治42年生まれ、103歳だったから、天寿を全うしたと言っていい。晩年は『もう早く死にたい』が口癖だったから、母の希望がやっと叶えられたようにも思えて、出来る限り明るく送ってあげたいと思った。・・・
葬儀も、結婚式なども、・・・それを理由にしてそこに集まる人たちの親睦みたいなものもあるのだろう。むしろそんな方が大きいのかもしれない。
そういいう意味では、そんな葬儀が出来てよかったと思っている。
一番最後のご挨拶だけは、ちゃんとさせて頂いたが、最初の出会いの改まった挨拶など、私の方から遮って普段通りの感じにしたし、通夜は文字通り夜を通じて飲んでいて宴会そのもので賑やかだったのである。
じめじめしたところは一切なくて、『明るくやりたい』と言う喪主の私の希望通りの通夜になった。
★ 世の中の決まりごととか、慣習が私はどうも苦手である。
そんな世の中の常識ではなくて、『自分の意思で創った常識』で生きたいと思って生きてきた。
多分余生も『自分のやりたいように生きるのだろう』 と思っている。
そんな人生で、80歳になってまで、肩書の付いた名刺を持ち歩くなどとは、夢にも思わなかったのだが、
今も名刺を持っていて、今が一番気分よく自分の名刺を配っている。
世の中、一般に肩書を欲しがる風潮は強い。
私はその肩書には若い時から結構恵まれて、いっぱいの肩書付きで生きてきたが、それをそんなに嬉しいと思ったことはない。
子どもの頃から60歳代までの肩書を並べてみると、世の中の肩書は殆ど経験しているのだが、これは周囲が勝手につけてくれたもので、頼まれてそうなったことが殆どなのである。
子どもの頃 : 級長、副級長
学生時代: 主将、監督 (野球部)
入社してから
20代: 常任幹事(組合)、運営委員(MFJ) 課長(販売会社)
30代: 事務所長(仙台)、 取締役(地方代理店)
40代: 所長、母店長、部長、副会長(全国カワサキ会)これらの後川重の課長、常務(カワ販)
50代: 川重部長、室長、理事、専務(KMJ) 社長(販社など6社)、会長(業界団体)
60代: 技監(川重) 社長 顧問
70代: 顧問、理事長
80代: 理事長、顧問、相談役
こう並べてみると、ちょっと偉ぶっているようだが、そんなことはない。
担当した二輪業界そのものが若くて、未だ係長にもならぬ年代からずっとトップのようなことをしないと事業展開が出来なかった時代なのである。
私だけではなくて、この業界では若い社長はいっぱいいたのである。
若い時からこんな肩書に恵まれたので『何になりたい』とは殆ど思ったことはなく、『何をやりたい』一筋で生きてきた。
上からの指示などなしに、ずっと自分の思う通りに動けるトップ をやってたようなサラリーマン生活だった。
でも、その肩書は、上から貰ったものだった。
★ 70代になって、初めて自分の意思でなった肩書が、『理事長』で、これは初めての肩書であることもあるのだが、非常に気に入って、名刺を配っているのである。
そんなお気に入りの 『理事長の肩書』もあともう少しで、この夏までに譲ろうと 思っている。
昨年から今年にかけて、『相談役』と言う新しい肩書を二輪文化を伝える会とThis is MIKIから頂いて、 これが一番気に入っているのである。
社長や会長或いは顧問など、世の中には珍しくはないのだが、『相談役』と言う肩書は、なかなか付けてはもらえない。
今後は『相談役』という新しい仕事に専念したいと思っている。
Kawasaki. Let the good times roll !!
Kawasaki に出会う人たちが、グッドタイム、ハッピーになるような活動を、Kawasaki は続けていきます。
このKawasaki の基本コンセプトを引き継いで、
NPO The Good Times. Let the good times roll !!
NPO The Good Times に出会う人たちが、グッドタイム、ハッピーになるような活動を、NPO The Good Times は続けて行こうと思っている。
そして
Furuya. Let the good times roll !! 私に出会う人たちが、グッドタイム、ハッピーになるような活動を、私は続けて行こうと思っているのである。
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