★ABCのキャストで 「粟生線の廃線問題」 をやっていた。
『粟生線の未来を考える市民の会』というグループの立ち上がり当初からいろいろと関係があって、
その世話人会のメンバーにもなっている。
放送で『粟生線・・・』などと、気になる言葉が聞こえたので、ネット碁を打っていたのだが、途中で放り出して動画に収めたものである。
番組の中心は、小野高校の放送部の生徒達が、熱心にその存続に取り組んでいる様子を紹介しているのだが、
Facebookには、こんなコメントを付けて紹介をした。
粟生線存続問題 (写真4枚) 今日ABCのキャストで粟生線存続問題取り上げていました。
「小野高校生がローカル活性化に一役」がテーマです。
『粟生線の未来を考える市民の会』など仲間も頑張ってます。
放送の途中からですが、動画に撮ってみました。
放送の最後の方では『本来なくなるはずのない路線がなくなろうとしている』と言ってました。 上下分離方式など、小野や三木市はもっと真剣に考えねばならないと思います。放送ではそういう指摘がなされていました。...
一度放送ご覧になってみてください。
政治家より高校生の方が熱心なような気もします。
★ 行政も関係している『神戸電鉄粟生線活性化協議会』なる団体もあって、それなりに官民一体となった活動はなされいるのだが、
如何にも日本的で、形だけの対応でそこにホントの熱意は感じられないように思うのである。
昨日の放送の中でも紹介されていた、
この画面が、私は一番、印象に残ったのである。● 全国レベルで言うなら 『本来なくなるはずのない路線がなくなろうとしている』 と指摘されている。 ● 特に自治体は、 固定資産税の減免、 上下分離策など 解決策を講じなければならない。 というくだりは、その通りで、そういう意味では、周辺自治体は無策 と言っていい。 日本全体の人口減という構造的問題から来ている問題なのに、 『乗って残そうなどと』 悠長なことを言っている限り決して解決しない問題なのである。 同じ交通手段の構造の一つである『道路』からは、1円の利益なども産まないのに、敢えて新しい道は造るし、その補修も行うのである。その道路の上を走って人々は移動する。 もし鉄道がなくなれば、その移動のために新しい道路を造ったり、渋滞解除のために道幅の拡充をやったりしなければならないはずである。 なれば、 現在の鉄道設備を、国道や県道のように行政が負担し、 鉄道会社はその上を自動車が道を走るのと同じように電車を走らせその走行経費だけは負担する『上下分離方式』など、時代の変化に即した構造的な改革的対応をしない限り 単に乗客の増強策などの改善策を講じてみても、世の流れに逆行しているわけだから、基本的な解決にはならないのだと思われる。 道路に使う金も、鉄道に投じる金も同じ国民の税金であるという発想が完全に抜け落ちていて、道路予算は当然だが、鉄道線路の予算は別枠だと思い込んでしまっているのだろうか? なぜこうも、行政と言うか、役人のアタマは固いのか? と思ってしまうのである。 キャストの最後は、そんな方向を示して番組は終わった。 ★English Version です。
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