★先日のことだが、Facebookの『古谷仁のこと』という記事をアップしたら、田中善積さんという方から、突然こんなコメントを頂いたのである。
「古谷仁のこと、という言葉に偶然出会って読んでみると、昔の教え子の祖父の投稿と分かり驚きました。始めまして、私は日大三高で高2,高3と仁君の担任をした者です。在学中は生徒会長や級長として勉強だけでなく、学校の仲間のためにいろいろアセを流してくれました。卒業してからもう12年位経っていると思います。5,6年前に甲子園球場で仁君とお母さんに偶然お会いして以来会っていません。文中で話題にされていたダンスの本ですが、私の所にも送ってくれました。その後の消息が今回の記事で分かりました。ありがとう御座いました。私は定年退職をして三高にいませんが、三高には仁君のことを覚えている教員がまだ多くいます。気が向いたら遊びにいくように言って下さい。」
孫の日大三高時代の高2、高3の担任の先生であるとか・・・ネットの世界はどこにでも繋がるが、『古谷仁のこと』という言葉にどのようにして『偶然出会われた』のかその辺のことは全く解らない不思議な世の中である。
★Facebook の田中善積さんの自己紹介欄を見たら、 書籍も書いておられるようなのでその中の1冊 『「自由」が子どもをダメにする』という1冊をAmazonに注文したら 今日届いたので読んでみた。
田中善積先生が教育者の立場からいろいろと書いておられるのだが、 本の中身はこんな内容なのである。
私の小学校時代は戦前だが『修身』という時間があったのだが、 その時間と同じような内容が並んでいるのである。
田中善積先生は1955年(昭和30年)生まれだから、戦後もう10年も経った時代なのだが、この内容には本当にびっくりした。
何も戦前の教育だけがよかった訳でもないのだろうが、 確かに昨今、子どもを『自由に』育てる方向かも知れぬが、 『放任主義では子は育たない』というのは確かである。 『道徳・家庭・躾』や『美しい心』などは人が生きていく上で最も基本となることなのだろう。 私自身、戦前の教育は『いいところいっぱい』だったと思っているので、 孫の高校時代にこのような発想をされる先生がおられたことが驚きだし、 こんな先生に高校時代教えて頂いた孫は幸せだったと思うのである。
田中善積先生 ありがとうございました。
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