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7日間 ブックカバーチャレンジ  6日目

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★兵庫県立大学の松本茂樹先生から、こんなメッセージが届いてスタートした。
『7日間ブックカバーチャレンジ!』
 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊選び、本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける。その際毎日1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。 
どんな本にしようかなと思ったのだが、著者の方とお付き合いのある本ばかりを並べてみようと、こんな順序でスタートした。

● 1日目は、浜脇洋二・大槻幸雄・アランマセック・稲村暁一・富樫俊雄・多田憲正・百合草三佐雄・清原明彦・山本信行・竹端精士・種子島経・斎藤定一・野田浩志・古谷錬太郎という
カワサキの皆さんが書かれた『カワサキZの源流と軌跡』

      




● 2日目は現役時代から密接にお世話になったマーケッテングの服部吉伸先生。 その後立命館大学の教授などもなさって今は独立、 Facebook でも繋がっていた。

      



● 3日目は、佐賀県武雄市の市長などもされて、今は超有名人の樋渡啓祐さん。この本はまだ読んではいないにだが、『反省しない』は私の性格テストで強烈に指摘された『私の欠点』なので、非常に興味があったのである。
樋渡さんが総務省から高槻市役所の市長公室長に出向されてた時代、ホームページに書かれた樋渡さんの文章に惹かれて繋がったのである。このブログを書きだしたのも、樋渡さんの『ブログ・ブログ・ブログ』という文章の影響なのである。

      
 

 ● 4日目が電動バイクのテラモータースの徳重徹さんの世界に挑め!まずはテラモータースの社員の方からネットで私に連絡があり、直接お会いしたりしてたら、それが社長の耳にも入ったのだろう。徳重さんから『神戸でお会いしたい』などと連絡があって繋がったのである。


       


● 5日目は、カワサキ時代からレース関係でも密接に繋がり、 今も密接に繋がっている大槻幸雄さんの『純国産ガスタービンの開発』 Zやマッハの開発でもそうだったが、 ガスタービンの開発に懸けた大槻さんの熱情は二輪以上かなと思ったりする。 600ページにも及ぶ大槻さんらしい力作である。       


                       

 
★ そして今日が6日目である。
 6日目は『奥井俊史』さんのこんな本。 ご存知の方も多いと思うが、 日本にハーレダビットソンを定着させ、大型車のトップに育てられた ハーレジャパンの社長さんを長く勤められた奥井さんである。
 
  


奥井さんとは現実には2016年12月9日、だったからほん数年前。カワサキプラザ大阪のオープン披露パーテーで一度お会いしただけなのだが、ホントに不思議なご縁で繋がっているのである。
その時の写真である。

    


この『7日間ブックカバーチャレンジ』のこと、今まではブログにはアップしてなかったのだが、 奥井俊史さんとの不思議なご縁は、一度纏めて書いておこうと思ったのである。 


★私は1998年までカワサキの国内販売の責任者として現役を務めていたのだが、 その退任が決まって、北海道川重建機の社長が決まっていた時期だったから、 1990年だったと思うのだが、 大阪の船場の岡田博社長から 『ハーレージャパンの奥井さんと会って欲しい』という電話があったのである。  トヨタ自動車から当時のハーレージャパンに移られた奥井さんだったのだが、 1989年8月に日本法人のハーレーダビッドソンジャパンが設立されている。      
 同じ自動車工業会なのだが、 『二輪の市場は全く4輪とは異なるので』  そんな対策の相談を岡田さんにされたようなので、 そんなことなら『カワサキの古谷に会ってみたら』との電話だったのだが、 当時はほんとにバタバタしていて、お会いすることは出来なかったのである。
 私は人に物事を頼まれたら、よほどのことがない限り『断ったり』はしないのだが、 よく覚えてはいないが、札幌に電話があったりしたような記憶がある。 そして、これは多分私の推測だが、 当時のカワサキの販売戦略を纏めた 『7万台への挑戦』という冊子があったので、 これをお渡ししたのではないかなと思うのである。


  

   この冊子は『新しいカワサキのイメージ創造』という副題にもあるように、 当時のカワサキが採った政策を 約3時間川重の部課長に発表したものをそのまま纏めたものなのだが、 そこにはカワサキが採ってきた基本的なコンセプトが全て話されている。
 私自身は、この発表の中でも語っているように、 二輪業界という小さな業界で 他メーカーとシェア競争するなどは全く馬鹿げていて 『業界全体が発展すること』がMUSTだという発想だったから、 多分奥井さんにもこの冊子をお渡ししたのではと思っているのである。
 そんな風に思う『根拠』は二つあって、
 ひとつはその後、ハーレージャパンが採られた政策は、 カワサキ以上に徹底した『イメージ向上戦略』が採られて、 1981年には日本でのハーレーの地位を確固たるものにされているのである。
 もう一つは、2012年9月に 『Kawasaki Z1 発売40周年の記念Reunion』がアメリカで開催されて 私も出席しKMCも訪問したのだが、 その当時のKMCの社長は、 伊藤忠からカワサキに移られた寺西猛さんだったのだが、 初対面だったにも拘わらず、『私のこと』をよくご存じなのである。
 これがその時アップしたブログだが・・・・





 『なぜご存じなのですか?』 と聞いたら、 『ハーレージャパンの奥井さんからいろいろ聞いている』と仰るのである。
 寺西さんが伊藤忠時代、トヨタ担当でそのトヨタの方が『奥井俊史』さんで、 そんなことで非常に親しい間柄だということなのである。
 現在寺西さんは国内のカワサキモータースジャパンの社長をされていて、 いま、カワサキの新しい販売網政策『カワサキプラザ政策』など推進中なのだが、 奥井さんはそんな寺西さんとの関係で、 カワサキプラザ大阪の開店披露パーテイーにも顔を出されていて、 私もお会いすることが出来たのである。
 船場の岡田博さんには、ホントにお世話になったのだが、 そんな岡田さんの申し出にお応えすることが出来なくて、 気に掛かっていたのである。 昨年だったか、久しぶりに株・船場にお伺いしたのだが、 そのときも、奥井さんのお話が出て、 カワサキのパーテーの後、船場に寄られたそうである。

 いろんなご縁で、いろいろと繋がるものである。


★ さて、本題の 『7日間 ブックカバーチャレンジ』 の7日目は明日だが、
  それはこんな表紙の『Ripple Room』 にしようかなと思っている。

 
  そこには何も書かれていないが、 この冊子は Team Ripple のメンバーたちで創られていて
 その代表者は 孫の古谷仁 なのである。

   

  全国ののストリートダンス・チームを訪ねて、2冊にまとめ紹介していて、 1冊2500円と結構な値段で、2000冊印刷したらしいが、 ほぼ順調に売れているらしい。
 慶応大学のダンス部のメンバーたちで製作したようである。 資金はクラウドファンデイングで集めたようで、目標額以上が達成できたとか。 『最近の若いもんは』 なかなか立派だと思ったりしている。

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