★日産の事件のゴーンさんが法廷に立ち、マスコミがいろんな形でこれを伝えた。
産経新聞はこんな詳報を伝えているが、いくら読んでもホントにどうなっているのかはよく解らない。
この事件の特捜とゴーンさんの主張は真っ向から対立していて、この裁判の結果がどのようになったとしても、その結果には全く関係なく
『ゴーンさんは「自分の無罪」を主張する』ことは間違いないだろう。
一体、この事件は、なぜ起こってしまったのかな?
日産が訴えたことになっているが、なぜ訴えたのかもよく解らない。
テレビでもいろいろ解説番組があったが、ここで取り上げられている金額は、庶民感情から言えば『億単位』の大きなお金なのだが、日産の経営規模というか、ゴーンさんが扱ってきた『日産経営の基盤』から言えば、ホントに『小さな金額』であることは間違いないので、ゴーンさんからみたら、『そんなことがなぜ???』という感覚は、いつまで経っても抜けきれないのだろう。
潰れかかった日産を2兆円の規模で建て直したのはゴーンさん だということは、これは間違いない事実だろうから、ホントに日産はなぜ、ゴーンさんを訴えたりしたのだろう?
そこには、また『違った』特別な内部事情があるのかも知れないが、日産のイメージの低下などを考えると、日産にとってこの事件はマイナス要素ばかりのような気がする。
★ 世の中には、いろんなことがあるのだが、『その真相』というのはあまり表に出たりはしないものである。
一つのことでも、それをそれぞれの立場で見ると、『違った評価』になるモノなので、今回は、これが特捜の事件になってしまっているので、『有罪か、無罪か』になるのだが、仮にどちらになっても、真相が明らかになったとは言えないのではなかろうか?
世の中の人たちは、一体どう思っているのだろう?
日本人はどう思っているのだろう?
世界の人たちは、日本人とはまた違った想いかも知れない?
最近は訴えた日産が『モノを言わなくなった』ので、余計にワカラナくなってしまった。
司法取引からのスタートだから、ややこしいのかも知れない。