★ 『人生100年時代の ”筋活〝』という記事に出会った。
http://www.asahi.com/relife/special/kinkatsu/
これはなかなか『いい記事』である。
是非お読みになると同時に、実践されることをお勧めする。
★ 私はいま85歳である。
至って元気で、この記事に書かれていることは『殆ど120%』できるのである。
ずっと元気であったわけではない。
68才ぐらいの頃、ちょうど現役を引退したころだが、膝や腰が痛かったし『肩こりはする』などずっと整形外科に通って、電気治療などやっていたのだが、
ある時先生に『ずっとここに通っていたら治りますか?』と聞いたら返ってきた答えが、
『治らないでしょう。時間が出来たのだから、ここに来るよりは毎日ストレッチでもして、筋肉をつけるようにすればいい。筋肉は何歳になっても付きますから・・・』
と言われて、それから一念発起毎朝ストレッチをやり出した出してからだから、もう15年以上にもなるのである。
『毎日1ミリ、伸ばしたら1年で36cm伸びますよ』などとも言われたのである。
私は、つまらぬことを『継続する』ことには自信があって、20歳の時に書き始めた日記も60年以上続いているし、68才ごろから始めた『ストレッチ』は今も尚つづいていて、毎年少しづつ柔らかくなり、今が人生で一番身体は柔らかいのである。
やりかけるといろいろ『興味・関心』も出てきて、筋力をつけるには歩いていてもダメだと、近くの公園で『ダッシュ』をやりだして10年になるし、そのうち『体幹』などという言葉も覚えて『体幹レーニング』も始めたのである。
三木市の体力測定に行ったら『柔軟性が20歳』と出るものだから全体の年齢を引き下げて『体力年齢=45歳』の判定なのである。
ただ、ストレッチはちょっとやってもすぐ『40分』ぐらいは掛かるから、仕事を持ってる忙しい人はダメだろう。整形外科の先生もその辺は心得ておられて『時間が出来たのだから』と言って頂いたのである。
毎朝目が覚めたら、布団の上で40分から1時間テレビを観ながらやっているのだが、
イチローが試合前に2時間もストレッチをするのはよく理解できる。呼吸しながらやるので、それくらい『時間はかかる』のである。
★昨年の10月に三木市の体育館が出来て、ジムが併設されたので、昨年10月末から、『ジム通い』を始めてもう半年以上が過ぎた。
週に3回ほど通い続けている。 有酸素運動は兎も角『筋トレ』は筋肉を幾らか休ませる方がいいと仰るのである。
ジムに通ったら『痩せるかな』と思ったが、
そちらの方は一向に減量に繋がらなくて82kgそのままだが、30%近くあった『体脂肪率』は25%以下に下がったし、『基礎代謝』も1700kcal とこれは体内の筋肉量を現す数値で、年齢と共に筋肉が衰えこの数値が落ちてしまうのだが、1700kcal という数値は、平均男性の40歳代の数値なのである。
ジムに通って、体脂肪は落ちているのだが 筋トレで筋肉量が増えて、脂肪よりは筋肉の方が重いので『体重が落ちない』のだと仰るのである。
我が家の安物の体重計も『基礎代謝』や『体脂肪率』の数値も表示されて、最後に『体力年齢』が表示されるのだが、これは素人を喜ばせるように設定してあるのか、ジムで測る数値よりはよく出て 体脂肪率は23%台、基礎代謝は段々増えて1740kcalぐらいになり、最後に表示される年齢は、昨年は『76歳』ぐらいの表示だったが、最近は『70歳』とちょうど15年も若く表示されるのである。
今は、何とか60歳代が出ないかな と頑張っているのである。
★是非、60歳代になられた方は、ご一読をお勧めするが、 http://www.asahi.com/relife/special/kinkatsu/
このようなことが書かれてるので『抜粋』してみる。
筋肉は瞬発性のある動作で使われる速筋と日常動作で使われる遅筋に分けられるのですが、加齢により速筋の方がより衰えることが分かっています。ですので、筋力アップのためには速筋をうまく鍛えてあげる必要があります。
筋トレが最も効果的かつ安全です。「そんなことをしなくても、自分はウォーキングやランニングなど適度な有酸素運動をしているから大丈夫」と思う人は多いかもしれません。しかし有酸素運動は日々の暮らしには必要ですが、遅筋を使う動作のため筋力アップにはほとんど効果が期待できません。
——筋トレと有酸素運動は体への効果が違うということですね。体づくりに必要なのはどんなことですか。
「筋トレ」「食事」「有酸素運動」の3本柱です。筋トレの効果をきちんと出すにはバランスのいい食事、特にたんぱく質をしっかり取ることが重要です。高齢者の栄養摂取状況を調べると、肉などの動物系たんぱく質が不足している人が少なくありません。筋肉はたんぱく質でできているため、日頃から筋肉をつくる食材をきちんと取ってください。
老化は止められないが筋肉は例外 筋トレで若々しさをキープ
年齢とともに下がる基礎代謝を高めるために、大切なことが三つあります。一つ目が、筋トレです。
基礎代謝のなかでも、多くのエネルギーを消費するのが筋肉です。そして、年をとるにつれ基礎代謝量が下がる一因が、筋肉の衰えです。私たちの筋肉量は、40歳を過ぎると毎年1%ずつ減り続けます。筋トレをしないと、20年後には20%、30年後には30%の筋肉が減ってまうまうのです。筋肉は活力エネルギーを生み出す「工場」のようなもの。筋肉量の維持は、若々しさを保つためにも不可欠です。
老化を止めることはできませんが、筋肉だけは例外。トレーニングをすれば、何歳からでも筋肉量を増やし、機能を高めることができます。
★ホントにその通りなのである。
80歳から本格的に走り始めた『50メートル・ダッシュ』は年々早く走れるようになって、
今は『100メートルダッシュ』を小学1年生の男の子と同じくらいのスピードで、走れるようになっているのである。
もともと『綺麗に歩きたい』が私の目標で、年寄りの『トボトボ歩き』は、どうももう一つだと思っているのである。
今現在は『バタバタ』ではなくて『軽く・スムース』に 『綺麗に走れている』と自負している。
80歳からの5年間で進歩したから、この調子ならもし『90歳まで生きても』何とか綺麗には『歩けるかな』と思っているのである。