★『体重を減らす』というのは、一般的な目標だが、どうすれば体重が減るのかは意外に解っていないのではないかと思う。
かくいう私も、82キロもある体重を減らすべく、昨年の11月から三木市に新しく出来た『ジム』に通っているのだが、81キロになったが、それ以上はなかなか体重は減らないのである。
ただ、半年以上も『ジム』に通って、真面目にトレーニングをやってると、身体は確りしたし体脂肪率は30%近くあったものが今は25%、日によっては24%台も記録するようになったのである。 それだけ筋肉量が増えたので、『脂肪は減っても筋肉の方が重い』ので体重の減少には繋がっていないのだと思う。
自分の身体についての関心度も大いに上がって、体力に関することなどもネットで調べるようになったのだが、そこで『消費カロリー』に関する記事に出会ったのである。
人間の消費エネルギーの内訳は?
人間の一日当たりの総エネルギー消費量は、次の3つで構成されているというのである。
1.基礎代謝(約60~70%)
2.生活活動代謝(約20~30%)
3.食事誘発性熱産生(約10%)
これを見る限り、『基礎代謝』が60~70%と断然多くて、基礎代謝は、一日中寝ていても消費される、生命維持のためのエネルギー消費のことで、呼吸、心臓の拍動、体温維持、内臓の働きなど、人それぞれ異なり、年齢や性別、体表面積によって大きく変わるというのである。
従って『基礎代謝』が大きいと、自然に消費エネルギーも大きくなるから、筋トレやトレーニングで体作りを行い、筋肉量を増やす,筋肉をつけて少しでも基礎代謝を上げること が体重を増やさないためのベースになるし、運動をして一日の総エネルギー量を増やし、蓄積された体脂肪を燃焼(脂肪燃焼)させるということがダイエットの近道 だというのである。
ということは『ジムでの運動』は筋力アップにもなるし、運動をしているので総エネルギの消費量のアップに繋がっているということなのである。
★『基礎代謝』などその言葉も知らなかったが、ジムで基礎代謝を測ってみると『1700Kcal』ぐらいと出て、家の体重計に乗っても、今まで解らなかったが、同じような数値が表示されるのである。
体重(kg)×30=一日の消費カロリーだというから、私の場合は、81kg×30=2430 kcal 以上カロリーを摂取すれば太るし、それ以下だったら痩せるということのようである。
肥満の基準は体重の多い少ないではなく『体脂肪率で決まる』ので、25%の体脂肪率は、別に肥満でもないのである。
基礎代謝量は、年を取ると一般に減るというので調べてみると、80歳ではこんな値が標準であるらしい。
私の場合は身長170cm・体重80kだから、1468kcal が標準だが、筋肉量が多いので1700kcal もあるということになる。
では1700kcal は、何歳ぐらいのレベルかとチェックしてみたら、
1700lcalは、40歳代の170cmで、80kgの人のレベルだから、この数年ダッシュなどで筋力をつけてきたのと、この半年の『ジムのトレーニング』が体力維持に大いに効いているということなのだろう。 柔軟性もいいので、市役所の体力測定では44.5歳と出るのだが『基礎代謝』から言っても『40歳代』が確保されているのである。 ★それは兎も角、ホントに最近は体が『さらにシャンとして』身体は軽くなったし、歩いていても体力の充実が実感されるのである。 自分の実感としては、70歳の頃と殆ど変わらぬし、走らせたりしたら今の方が遙かに『早くスムース』に走れる自信があって、大いに気を良くしているのだが、なかなかすべてが『上手くいく』ことはムツカシクて、半月ほど前に医者に『心房細動』だと言われて、明日は市民病院でMRIを撮ることになっている。 『心房細動』とは不整脈みたいなもので、『脳梗塞』などになる危険性があると脅かされているのである。 運動は別に問題ないと言われているので続けているのだが、MRIの結果を見て『治療剤など決める』と医者は仰るのである。 まあ85歳にもなっているので、どこも悪いところがないというほうが普通でないので、一つぐらい悪いところがあっても『人並』かなと思っている。 幸い運動は大丈夫だというので、ジム通いは続けて、何時までも『しゃんと歩ける』ことを目標に生きたいと思っている。