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1ヶ月の空白と植物

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★アメリカに行っていて、1ヶ月家を空けるとどんなことになるのか?

そこで実際に起こったことの感想を纏めてみたい。

 

家庭というのは、日常生活の場なのだからそこに人がいることが前提で、誰もいないとなると家はあっても、そこには生活がなかったのである。

1ヶ月空き家同然になっていた我が家だが、戻ってみると当然ながら家は出発した時と同じ状況で何の変化もなかったのだが、

まず目についたのが、玄関の正面に置いていたシュロ竹が、水切れでこんな状況になっていた。

    

 これは帰宅して、水をやって1日経っているので、幾らか回復の兆しは見えているのだが、何とか大丈夫とは思うが、下の方の小さな葉は持たないかも知れない、そんな状況なのである。

 もう2,3日経つと回復するとは思うが、生き物を可哀想なことをしたと思っている。

 昨年は外に置いていたので雨で水分は補給されて大丈夫だったのだと思う。

 

 こちらもいつもは家の中に置いているのだが、雨戸を閉めていくので水よりはむしろ光が不足することを心配して、わざわざ外に出しておいたのだが、どうやら9月初めの台風の時に倒れたのであろう。横倒しになっていた。

  

 

  その結果がこちらにように、横倒しのまま1ヶ月近くを過ごしたので、葉が横を向きかけている。

 生きているものは光・太陽を求めてそちらの方を向うとするのだ。

 方向はおかしくなっているが、水は雨で足りたのか、元気さは全然問題なかった。

 

★今日は雨である。雨に日本を感慨深く感じている帰国2日目である。

  

 

 日本の9月は、秋雨の時期でバラなどは大丈夫だったが、雑草は庭中いっぱいに大きく育っていた。

 これを取るのが大変だが、いつもは何とかなっているのは、そこに人の生活があるからだと思う。

 

★1ヶ月、全く雨の心配はない青い空のカリフォルニアIrvine は、スプランクラ―の給水でまちの緑が保たれている。

そのシステムと労働力で、緑を綺麗に保つレベルは見事とというほかはない。

日本のように、街路樹の下など雑草が生えると除去しているが、一切雑草が見えないほどに素晴らしい管理がなされている。1ヶ月の滞在期間、Irvine のどこに行っても雑草を見ることがなかったのである。

一切雑草が見えないほどに緑の芝生などの維持がなされていてそんな労働力を安価で提供しているのが、メキシカンである。ある意味、農業国であるアメリカが、広大な農地で果物などの栽培の果実の収穫などを支えているのが、大量に不法に入国しているとも言われているメキシカンであることも事実のようで、なかなかアメリカは複雑なところもあるようである。

 

 日本に戻ってきてそんなことを考えている。

 

 

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