★阪神の糸井が『筋挫傷で休場』だという。
阪神糸井が登録抹消 空振りで右脇腹筋挫傷 <noscript></noscript>
つい先日も、糸井はどこかの故障で休んだりしていたし、大谷もランニングでベースを踏み間違えて長い間休場していたし、プロの選手だから十分なウオーミングアップなどもしているのに不思議なのである。
素人でもないプロ野球の選手が、なぜ空振りしただけのことで『筋挫傷』などになってしまうのだろう。
糸井に続いて糸原も、靱帯損傷で戦列を離れた。
★最近は、特に時間もあるので、ネットでいろいろ調べたりすることが多いのだが、
『ネットの世界』は情報がいっぱいでオモシロい。
こんな記事があった。
プロ野球選手に「走っただけで肉離れ」続出 の“元凶”は?
打って走っただけでケガをするプロ野球選手が後を絶たない。
久しぶりに草野球をするオジサンじゃあるまいし、走っただけでケガとは情けない限りだ。
運動選手の体に詳しいフィジカルトレーナーの平山昌弘氏は「筋トレの弊害ですよ」とこう言う。
「80年代に筋トレが本格的に導入されてからプロ野球の、特に打者はパワー重視になった。しかし、体幹や股関節などの体の基礎機能を無視して筋肉のパワーを単体で上げようとしているからケガをする。筋肉の動きは前後、上下、左右の引っ張り合いなんです。片方だけを鍛えても、結果としてトータルバランスが下がってしまうのです」野球選手はボディービルダーではない。筋肉をつけたためにケガをしやすくなったとすれば本末転倒だ。
■力士に肉離れが少ない理由は?
一方、巨漢揃いの割にケガが意外と少ないのが大相撲だ。格闘技なのでアクシデントは多いにせよ、相撲を取っただけで肉離れを起こす力士はほとんどいない。
稽古で腰割り、股割り、四股と股関節を徹底的に柔らかくしているからです。相撲はまず、あの体重を支える下半身をつくらなくてはいけませんからね。武道の稽古は総じて関節の使い方の効率がよい。
大事なのはパワーではなく体の使いこなしという考え方があるからです。横綱白鵬に至っては筋トレを一切やらない。
プロ野球選手はオフシーズンだけでも相撲部屋に弟子入りしたらどうか。
何となく解る気もする。
『野球でもイチローは自分専用のトレーニングマシンで四股踏みに近い練習をしている。だから41歳という年齢でもケガが少ないのです。』
と『イチロー』のことが書いてあったので『イチローのトレーニング』と検索したらいっぱい記事が並んだが、その中の一つ。
http://kintorecamp.com/ichiro-muscle-training/ こんな解説記事があった。 内容はなかなかムツカシイが、イチローが取り入れているのは、『初動負荷理論』だそうである。
初動負荷理論というのは、小山裕史さんが提唱するトレーニング理論で、いわいる一般的に普及している筋力トレーニングとは違った内容のトレーニングなんです。
要約すると、筋肉を太く鍛えてしまうと、柔軟性が失われてしまい、正しく筋肉が使えなくなるので、筋力UPを目指すのではなく、正しく筋肉を使えるように導いてあげよう、という感じです。
イチロー選手も昔は筋トレをおこなっていました、シーズンオフの筋力トレーニングによって、筋肉が大きくなり、動きが悪くなり、毎年シーズンが始まると、序盤の成績が悪いことが多かったんだそうです。
そして、その後に徐々に筋肉が落ちてきて、調子が戻ってくることを繰り返し、筋肉をつけることに疑問を感じ始めたようです。
そんな時に初動負荷理論に出会い、「これだ!」と感じ、試してみる前にいきなり専用のトレーニングマシーンを購入したそうです。そのマシーンも、いわいる筋トレマシーンではなく、自分の力では曲げられない角度にストレッチを出来るマシーンということです。
他にも、初動負荷トレーニングを取り入れている選手がいます、なんとあの球界最年長の山本昌投手なんです。 現役選手として、最長記録を持っている投手と、40を過ぎてパフォーマンスが落ちないイチロー選手、その二人が同じトレーニング理論を取り入れているのが驚きですよね。 ★ いろいろ考えて、自分に合ったトレーニング方法を取り入れているのが『イチローらしい』 何事も、世の中の常識というか『定説』に拘らずに、自分で考えて『自分がいいと思う方法』を選んで取り入れているところがいいと思う。 兎に角、『怪我しない体』を創ることが一番のような気がする。