★ 現役の頃、カワサキの二輪の国内を担当した期間が長かったので、国内については結構知ってるし、沖縄を除いて全都道府県を自分で運転もしたのだが、鎌倉は行ったことがなかった街である。
そんな鎌倉の由比が浜に 息子一家が居を構えてからは、何回か訪れているのだが、そんなに詳しく『鎌倉』を意識したこともなかったのだが、今回一泊2日の小旅行をして、鎌倉についてちょっと調べてみた。
人口が17万人もいるという。 『鎌倉市』をWikipediaで検索するとこのように書かれている。
鎌倉市は三方が低い山で囲まれ海に面する地であり、かつては幕府が置かれ政権の要の地であった。鎌倉は地域内に多くの歴史遺跡を持つ「古都」である。1923年(大正12年)9月1日におきた関東大震災は鎌倉も大きな被害がもたらされた。昭和に入ると、作家や文人の一部が鎌倉へ移り住むようになり「鎌倉文士」という言葉が生みだされた。
1936年(昭和11年)、松竹が撮影所を蒲田から大船に移し大船撮影所が開設されるようになると、映画関係者で鎌倉に移り住む者が増えていった。1930年(昭和5年)の横須賀線列車の電車化以降、戦前・戦後を通じて大規模な住宅開発が行われるようになり、東京近郊のベッドタウンとしての性格が強くなっていった。
とりわけ、高度経済成長期の大規模開発の波は「昭和の鎌倉攻め」とも形容される。この時期に起こった鶴岡八幡宮裏の「御谷」開発中止を求める、作家大佛次郎を中心とした市民運動は、古都保存法制定の契機となり、異論はあるが日本におけるナショナル・トラスト運動の嚆矢ともいわれている。
三方を山に囲まれた、この辺りばかりしか知らないのだが、大船も鎌倉市にようだから、実際はもっと北にも開けているのである。
今回も由比ガ浜を中心に、この辺りを歩いてきた。
息子のマンションがちょうど由比ガ浜4丁目の角なのでそこから斜めに江ノ電由比ガ浜駅までの細い道のヨコに、蕎麦処『松風庵』もあるし、一泊お世話になった『かいひん荘 鎌倉』もある。
そこから長谷寺まで、街を散策してみたが、道は『狭い』し、曲がりくねっているのだが、そこに建ってる家々は、屋敷と言ったほうがいい広さのところが殆どなのである。この写真をご覧になっても、それはお分かり頂けるかも知れない。
左に 葉山・逗子 直進すると 鎌倉・江の島 という全国区の名前の土地が並んでいて何となくかっこいい。
この看板があってすぐ右が『浄明寺』『石窯ガーデンテラス』である。
寺の中に、こんなレストランがある。
予約を取らないということは、そんなことしなくても客は来るということか?
そこから鶴岡八幡宮のヨコに出て左折すると一転こんな『広い道』に出るが、こんな道があるのは、こだけである。
そこを右折して、旧いまちに入り『江ノ電』の踏切を渡ると、車1台だけが通れる狭い道だが、並んでいる家はみんな『お屋敷』と呼んだ方がいい広さである。
この道の先が、『由比ガ浜4丁目』 その左に息子のマンションがある。
マンションのベランダから眺めた『由比が浜』である。
夏は、人で埋まるらしい。今その小屋造りが始まったところである。
これは一泊した 国の有形文化財の『かいひん荘 鎌倉』
すぐ近くにある。
前の道は狭いのに、中はこんなに広い。かっての富士製紙社長村田一郎邸だという。
そこからすぐ横に、江ノ電 由比が浜駅がある。
そして、振りかえるとこんなバスが通る『大通り』だが、普通の道と思えばいい。
両側には、いろんな店が並んでいる。 駐車場もあるが1時間600円以上もする。
正面が長谷寺である。急斜面に建っているのがお解り頂けるだろう。
『あじさい路』は、さらにその上の斜面なのである。
これがその『境内図』である。
正面の 長谷寺
その左上に広がる『あじさい路』 中国からの観光客が多かった。
鎌倉市の人口は17万人だという。
それは別に大したこともない普通の都市だが、年間訪れる観光客は『延べ2300万人』だという。
江ノ電が満員になり、カッコいい店があって、物価が高いのもよく解る。
長谷寺の 『あじさい路』から見た、由比ガ浜 と 鎌倉旧市街地である。
週末の夕方近くになると、由比ガ浜の人も ちょっと変わった感じになる。
そして蕎麦屋に。 蕎麦屋と言っても 鎌倉の蕎麦屋はちょっと違う。
これは、『かいひん荘鎌倉』の朝食。
『かいひん荘鎌倉』の庭 と 鯉
2日目は孫のダンスを観に、藤沢市に。
これは 大仏殿を通り過ぎて、 このトンネルを過ぎると、一転 新しい鎌倉市 が広がる。
これまでの写真は、すべてこの動画『鎌倉のまち』から切り取ったものである。
幾らかでも「鎌倉」に興味を持たれた方は、この3分27秒の You Tube をご覧になることお勧めである。
https://www.youtube.com/watch?v=FjC5l8hsTms
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