★こんな記事が、二つも載っていた。
セイコ― も シチズン も銀座に直営店を出したらしい。
こんな記事の内容である。
シチズン時計は、銀座6丁目にできた商業施設「GINZA SIX」(ギンザ・シックス)に、世界初となるグループの直営店をオープンした。4月20日の開業日に早朝から並んだお客の目当ては、世界で最も薄い光発電時計「エコ・ドライブ ワン」の限定セット(税抜き75万円)。
★世の中の高級品、例えば車などと違って、時計の機能は『幾ら高くても、全く同じ』なのである。
今の世の中、時計はいたるところにあるし、スマホにも表示されるし、『時間を知る』ということでは、時計など持たなくても不自由しない時代になっている。
仮に、持ったとしても、その機能は特別のものではない。
それなのに、人々は『いい時計』を持ちたがる。
これは、『なぜかな??』と思うが、自分でもよく解らない。
★かくいう私も、時計に非常に関心を持った時期が、人生で2度あった。
一度目は、大学に入ったころで、確かには覚えていないが、腕時計を持っていなくて、(その頃はそんな時代だった)兎に角『欲しかったのである』 その時代時計は贅沢品で、今のように1000円、2000円の物はなくて桁は一つ多い1万円台が多かった。
不思議だが1960年代のまずしい時代、1000円や2000円の時計や靴はなくて、結構高かったのである。50年経って給料は何十倍にもなっているのに、時計や靴は当時よりも安いものも買える時代になった。
就職して、『やっと時計が買えた』初任給は12000円だった。
もう一度は、ずっと後になって、一度目の退職金も貰い、子どもたちが就職して、ちょっと懐に余裕が出来た時代、『なぜか時計に凝って』何十万円のものは買えなかったが、10万円前後のものを、何個も買いあさった時期がある。
その時も、なぜそんなに『時計に魅力』を感じたのか?と自問自答してみても、答えが見つからないのである。理由はよく解らないが、兎に角欲しかったのは事実である。
今現在は、腕時計は殆ど使わない。神戸などに外出するときだけ使っているが、その時も2000円ほどの時計をすることの方が多い。腕に付けても『軽いから』がその理由だろう。1個だけ『オメガ』の時計が動いているが、1年に使う頻度は間違いなく10回以下である。
その他の時計は、みんな眠っていて、電池が切れているが、電池を入れる気がしない。
このグラフを見る限り、ホントにどんどん伸びているのである。
幾ら、考えても『なぜなのか?』 その理由はよく解らないのだが・・・・
二つの記事、並べておきますので、関心のある方は読んでみてください。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/050200036/?rt=nocnt
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278209/050200036/?rt=nocnt
★ 人間不意議なもので、『欲しい』時は、その理由などないのかも知れない。
女の人の『バッグ』などもその一種かも知れない。
家内も、何故か『バッグ』を買いたがる。最近は高価ななものではないのだが、兎に角『買いたい』ようである。
つい先日も『しょうもない、安物の小さいバッグ』をコープで買っていた。
それにしても、何百万もするようなものを『欲しがる心理』は何かなと思う。
ゴールデンウイーク 暇だから、そんなことを考えながら過ごしている。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。