★ 3月2日、84歳になった。
今年は酉年、年男である。
『よく生きたな』というのが実感である。
不思議なもので80代になっているのだが、60歳代に思っていたのと全く同じで、何時かは死ぬのだろうが『もうすぐ死ぬ』などとは思っていないのである。
誕生日を迎えて、今までの年月を振り返って、さてこの1年どのように過ごすべきか? と何となく考えている。
自分の生き方など纏まっているわけではないのだが、このようにブログにアップしようとすれば、幾らかでも『纏まるかも』と思って書いている。
★この齢になってみると、やはり一番の基本は『体力』かなと思っている。
その前に『健康』があるのだろうが、人生で2回ほど死にかけたが今は特に『健康』に問題はないと思っているので、むしろ『体力』に興味・関心がある。
勝手にそう思っているのだが『健康』であるかどうかはその人についている『運命』みたいなもので、いま健康が保てているのもそんな体に産んでくれた親のお蔭で、自分で創り上げたものではないと思っている。
その点『体力』を維持するには、これは本人の努力が間違いなく必要なのである。
私自身一番体力が低下していたのは60歳代で、腰や膝が痛むし肩は凝ってずっとマッサージや整形のお世話になっていたのだが、68歳の頃に先生に『ここに通っていても基本的に治りませんよ。筋肉は何歳になっても付くからストレッチでもやれば』と言われて始めた私なりの『体力強化』だが、毎日の継続で今は結構な体力が維持できている。
少なくとも、60歳の時、70歳の頃よりは、今のほうが間違いなく体力はある と言い切れて、その頃は多分走れなかった『50メートルダッシュ』が今はできたりする。コンピューターの体力測定でも『柔軟性は20歳』、『体力年齢は40代』と出たりするのである。少なくとも、この1年も『体力維持』をまず一番に、いま流行の『体幹強化』もやりたいと思っている。
『知力維持』というか、『ボケ防止』にはこのブログも、Facebook もツイッターも役に立っているのだろうが、これは時間も十分あるから続くだろう。
具体的な数値目標として続けているツイッターの『フォロワー増加』を誕生日ごとにチェックしてみると、39万人ー47万人-51万人と毎年増えてきて、今年は58万人となったので年内には60万人は越えるのだろう。 これなども単純な目標だが、幾らかでも『ボケ防止』になると思っている。
★問題は、今後どのような『生き方』をするのか? ということなのである。
この8年ほど、『生き方』の中心にあったのは、NPO The Good Times の活動だったと言っていい。
8年経って、その骨幹の『ネットをベースにした仕組み』そのものは完成して、この数年『地域活性化』などと言う新しいテーマに取り組んできたりしたのだが、これは簡単なようでなかなか実現するのは大変なテーマだということがよく解った。
イベントをやったり、組織を創ったりは、そんなにムツカシクはないのだが、それで『地域活性化が実現』するかというとそうでもないのである。行政なども『地域活性化のイベント』などは、結構な金も使ってやったりはするのだが、それはイベントの実施だけに終わってしまっていることが殆どなのである。
『異種・異質・異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というNPO The Good Times の基本コンセプトだけは、間違いなく実行できて、新しい方々との繋がりがいっぱい出来たし、『いい時』も過ごせているのである。
そんなご縁で繋がった人たちが、『おやりになりたい』ことが明確になれば、それをお手伝いする方向に徹して動こうかなと思っているのである。
同時に、自分自身がやりたいことの第1は、昨年からスタートした『カワサキの二輪事業と私』と題した自分史、昭和32年(1957)川崎航空機入社から1年ごとに纏めて今昭和46年(1971)までは来ているが、退職するまでの1999年までの約40年間については、今年中に仕上げたいと思っている。
さらに2000年以降など、ネットの世界の出会いなど近々の10数年についてもそのデーターや資料など纏めようかなと思っている。
そして、70歳代前半、熱中していたバラの育成や、昨年あたりからスタートした『みかん・さくらんぼ・葡萄』など実のなるものの育成などに取り組んでみるかなと思っている。
特に葡萄は、枝がどんどん伸びるし、育てば実も多くなるだろうから、今から10年計画で考えてみたいと思っている。
今年果たして『実がなるかどうか』ぐらいのスタートしたばかりなのだが、継続した努力を積み重ねていけば、いつの日にか写真のような成果が上がるかも知れないのである。
何事でもそうなのだが、単純なことが継続できたら、年月が経てば成果として具体的に現れるものなのである。
それを『実現する具体的な方法』として、文章にして世の中に公表することで、自らの励みになるのだと思っていて、現役時代からずっと続けている『私自身の方法』なのである。
このブログも、『酉年、年男の1年』を如何に過ごそうかと思いながら書いてみた。
書いてみると、ぼんやりと思っていたことも意外にはっきりするものなのである。
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