★ 先日近くの駐車場に止めていたら、いつの間にかバックミラーに当てられて、カバーが取れてしまったので、その交換のために、明石のBMWの修理工場まで行ってきた。
昔と違って、日本市場でも4輪の売れ行きは『もう一つ』だという。若い人の『クルマ離れ』が進んでいるのだという。
カバーが取れてしまったので、カバーだけの取り換えが出来るのかなと思ったのだが、それが出来ないのである。バックミラー本体のセット交換で、カバーは改めて塗装屋に頼むそうである。だから、それまで1週間ほど待たねばならないのである。
カバーだけなら『安い』のだろうが、左のバックミラーセットで交換すると、10万円をちょっと超えるのである。保険を使うと手続きが面倒だし、仮に安くなっても保険料が上がるから、使う気にもならないのである。
それにしても『10万円』は高いなと思う。
つい最近、トモダチが新しく中古の軽4を買っていたが、12万円だと言っていた。バックミラー片一方とほぼ同じ値段である。
★正規のデーラーに行くと大体、こんな感じである。
実は2年ほど前に、右のバックミラーが、同じようにカバーが取れて、その時は平井稔男さんの関係で兵庫メグロ関連の修理屋さんに頼んだのだが、その時はカバーだけどこかで探してくれて、確か2万円ぐらいで直してくれたのである。
今回も、『頼もうか』と思ったのだが、頼むと親切にやってくれるのだが、大した額でもないのに手間ばかりかかって『面倒』だろうから、今回は正規デーラーに行ったのである。
10万円は高いなと思うが、デーラーの経営としてはそれくらいにしないと『大変』なのかな?と思ってしまうのである。
年金生活で高齢者になると、ホントに金を使う機会がなくなってしまって、私などの場合は1万円札を使うことが殆どない生活になってしまっているので、たまには社会のために10万円ぐらい支出すべきかとも思うのだが、一括で払うのももう一つなので、ある程度の分割にして貰ってきた。
現役の頃、二輪のデーラーの面倒をよく見ていたので、こんな『デーラー経営』の関連事項になると、いろいろと思うところがあるのである。
★このバックミラーの交換をやってる待ち時間に、近くにある Kawasaki のメーちゃん経営の Kawasaki Entry を時間つぶしに覗いてみた。
このお店は初めてだし、勿論従業員の方も初対面だが、約40分ほど気楽な雑談を楽しんできた。結構私なりにいろんな新しい情報も仕込めたし、私の持ってるいろんな情報もお渡ししてきた。入社2年目だと言ってたから、カワサキのことなら私のほうが情報いっぱいなのである。
でも、『最近ヤマハの250がよく売れてる』というので『なぜ?』と聞いたら、流石だなと思うような『ちゃんとした答えをくれた』のである。そんなホントに末端の意見が大事だし、それに即対応するスピードが要るのだが・・・末端のマーケットには、そんな貴重な『ソフトや情報』がいっぱい眠っているのである。
こんな若い方と気楽に雑談できるのは、私の特技なのである。でも、これは簡単なようでなかなかムツカシイのである。
今回メーちゃんは、カワサキの新しい販売網政策のために、新しく創る店の場所など既に借りているのだが、その場所なども教えてもらってきた。その店をスタートしたら、この店はどうするのだろう? と思ったりしたが、まあいろいろと大変である。
『販売店も大変だな』と思った。
大体今の二輪の新車の売り上げ台数ぐらいでは、新車中心では、とても店の経営など成り立たないのである。二輪も4輪も何とか成り立っているのは、中古車や部品や修理があるからで、新車など大した比率などにはならないのだが、新しい客を呼ぶには新車も必要かな? というぐらいの感じなのだろう。
★ 今のような世の中になると、
私がお付き合いのある KAWASAKI Z1 FAN CLUB の登山道夫さんなどの商売のやり方が、今の世の中で『実質最先端』を走っているのだと思っている。
http://z1fc.com/ こんなホームページや
http://seaz.exblog.jp/ こんなブログ や
https://twitter.com/SEAZ_BIKE こんなツイッター をお持ちだが
世界を相手のご商売なのに、正規の従業員などは一人もいなくて、ネットがベース なのである。
特に広告なども打たないけど、そのショールームというか事務局というかお店には、放っておいても人は自然に集まり、集まった人たちは、そこで雑談し、新しいバイクの知識や情報を糧にして満足して戻ってゆく。
遊んで、雑談していたら、何となく商売に繋がっている。
最近は Kiyokazu Tada くんなどもしょっちゅう来るらしいし、この業界のプロ『モリワキ』さんなどとは親交がある。
カワサキのZ1を中心に、最近はハーレーも扱っている。
山本隆くんが理事長を務める、NPO The Good Times の事務局長でもある。
自然に上手に、ご自身の商売に取り入れている。
二輪など『遊びの道具』なのだから、基本に『遊び心』がないと、『真面目一筋』ではダメなのだろう。
いまの世の中、無料で使える『ネット』があって、これが世界展開だから『三木の田舎』からでもその情報は世界に向かって発信されるし、ある時はホントに『世界の中心』になったりする。
登山さんのところには、不思議なほど世界から有名人が勝手に集まるし、勿論日本人も、全国各地からやってくる。来週は東京から清水さんや関君もやってくるのである。
そんな時、『私が必要な時だけ』ちゃんとお声が掛かるのである。そういうメリハリがちゃんとつくから、従業員など一人もいなくても大丈夫なのである。 呼んで貰えるということは、現代の最先端の営業システムの中でも、私も未だ使い道があるということだと勝手に満足しているのである。
世の中、そんなソフトを中心にした展開をすれば、二輪業界なども もう少しオモシロい展開になるのだと思うのだが、そんな末端のオモシロい状況が自然に入ってくるような動きになればいいのだが・・・
新車と旧車の違いはあるが、同じバイクなのである。ハーレーでも、カワサキの旧車でも、部品というか、特別のパーツは、二輪が遊び道具だけに、奥が深いなと思いながら見ているのである。
いずれにしても、プロというか専門家のレベルにならないと、今のソフトやネットが進んだ世の中では、なかなか機能し難いのかなと思っている。
カワサキも20年以上も前には、『機能別ARK』として、そんな専門家の方向を目指したのに、いつの間にか『汎用店=普通の店』の方向に戻ってしまっているところも多いように思ったりする。
登山さんのところに『人が集まる』のは、『プロに通用するソフトがある』からなのである。
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