★最近は毎日のように写真をアップしている私だが、子どものころの写真はホントに残っていないのである。
戦前、中学校1年生までのころの写真はあったはずだが、全部朝鮮から引き揚げるときに現地に置いてきたのである。
その後日本に戻ってから、親戚などから貰った写真だけなのである。
戦後、中学校の頃は写真どころではなかったし、今のように写真を撮ることも少なかったから、そんなに沢山は持っていないので、この際 Facebook のアルバムに残しておこうと、
昨日、こんなアルバムをアップしたのである。
一般の方がご覧になれるかどうかは、よく解っていないのだが、自分は間違いなく見れるので、汚いアルバム帳に残しておくよりも、こちらのほうが手軽だと思ったのである。
子どものころから大学まで、これくらいしかないのだが、残っているものは私にとっては宝物なのである。
★ 時代は変わるものである。
いま、アメリカの大学2回生の孫、門野真也はサッカー部で13日間のイタリア遠征に行っている。
娘が昨日その写真を何枚か送ってきた。
同じ大学生でも、私の時代とは様変わりなのである。
サッカー部のメンバーもアメリカ人、フランス人、メキシコ人、日本人など国際的である。
みんな何となくかっこいい。
ドイツ代表のTシャツを着てるのは、元ドイツ代表でワールドカップを制し、ドイツ代表監督を務めた後、今はアメリカ代表監督のユルゲン・クリンスマンの息子さんで、孫とは高校時代からのチームメート、既に20歳以下のアメリカ代表チームのキーパーである。
サッカーのプロを目指すのも何人もいるチームなのである。
だんだん、アメリカ人みたいになってきた。
背だけは、置いて行かれている。
遠征試合が終わったら、チームメートのフランス人のおばあちゃんのところに遊びに行くなどと言っている。
孫も一応は、プロを目指すとか言っていて、スペイン語を習ったり、フランス語も話せるとか?
ほんとかなと思うが、この動画は 『パリで乗り換えの時フランス語で注文してるところです』という注釈をつけて娘が 送ってきたものである。
いずれにしても、50年以上も経つと、同じ学生生活や、運動部生活でもこれくらい違うのである。
孫の場合は、アメリカというところで育って、高校生の頃から毎年北欧などへの遠征などもあって、日本の同世代よりは少なくとも、アメリカ的に育っているのである。
日本の田舎や、カブトムシも好きなのだが、日本に戻ってくる可能性はまずないのでは・・・
あと3年もすれば、どんな進路になっているのか、解るのだろう。
★ちょっと現実的な話をすると、
この遠征費用は日本と違って『個人負担』なので、孫はネットで幾らかでもファンから募るとか言って、そんなサイトを立ち上げたりしていたが、結果はどうなったのだろう。
詳しいことは知らないが、その半分くらいは『おばあちゃん負担』になっているのかも知れない。
いずれにしても、なかなかいい青春を楽しんでいる孫である。