★ 2月27日の Facebook に 山本隆 くんがこんな写真と記事をアップした。
結婚50周年 金婚式をお迎えになったのだという。
『山本 隆』 ご存じない方もおられるかと思うが、モトクロスの3年連続全日本チャンピオンで、当時はカワサキのファクトリーライダー あの星野一義のお師匠さんである。
引退後もMFJのトライアル委員長を長年務めたりして、72歳のいまもトライアルは現役の二輪レース界では有名人である。
50年前に結婚した時は22歳だったのだ。その時奥様が19歳だったとは、実は私は初めて知ったのである。
そんなこと知ってなくても当然とお思いだろうが、実は 私たち夫婦は、山本隆くんの仲人 なのである。
★山本隆くんの仲人を、お引き受けした時は逆算すると私は32歳のころで、私自身が結婚早々の時代だったのである。私たち夫婦が4年ほど前に金婚式を迎えたばかりなのである。
突然、仲人を頼まれて流石に困惑したのを覚えている。お断りしたのだが、どうしてもと仰るので引き受けてしまったのである。
仲人を頼みに来る山本隆くんも普通ではないが、それをまた引き受けるほうも引き受けるほうである。
当時私は、カワサキのファクトリーチームのマネージメント担当で、ライダー管理やライダー契約を担当していた関係で、山本隆に頼まれた仲人を断り切れずに引き受けてしまったのである。
その後どんどん頭角を現して日本のトップライダーの一人となった『山本隆の仲人』は今となっては『私の自慢』の一つなのである。
★レース関係ではそんな不思議な関係だったのだが、いまから10年近く前にひょんなことからまた繋がって、今度はイベントやネットの世界で密接な関係になっていったのである。
山本隆くん、ライダーには珍しい温厚な人柄で、町内会の会長や播磨地域のため池関係の会長なども引き受けたりして、誰にも愛されるお人柄なのである。
NPO The Good Times を7年前にスタートさせたきっかけも、彼と一緒にやった『どこ竹の竹とんぼ』で、そのイベントに集まってくれた登山道夫さんや草間透さんなどが中心にNPO法人をスタートさせたのだが、その『どこ竹の竹とんぼ』をやろうと決心したのは、MFJ 関西のイベントに一緒に出席したその帰りのクルマの中で『山本隆がやろう』というので私は決心したのである。
そんなこと、彼は覚えているのだろうか?
こんな話をするのは今回が初めてで、どなたもご存じないことなのである。
その山本隆くんは、いまNPO The Good Times の理事長を引き継いでくれている。
私の次の理事長は『山本隆』ということは、そのスタートの時点で私は決めていたのである。
山本隆がいなかったら『どこ竹の竹とんぼ』もなかったし、NPO The Good Times も生まれなかったのである。
そんな山本隆くんご夫婦が 50年の金婚式だという。奥様が、今は不自由なお体で残念だが、今後とも『いいお付き合い』をさせて頂きたいと思っているのである。
こころから『おめでとう』とお祝い申し上げたいのである。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。