★Yahooの意識調査にこんなのがあった。
老後をどのように暮らしたい?
そのアンケートの結果である。
アンケートのこんな設問に答えるのはなかなか難しい。普通は『家族と暮らしたい』と答えるのだろうが、『一人で暮らしたい』と答えるのは、子どもたちに迷惑を掛けたくないからか、ホントに一人が気ままでいいのか、その辺のところは難しい。
こんなのは、そんなに単純ではないのである。
それにしても『一人で暮らしたい』の比率は結構高いのである。
★私自身が82才の後期高齢者だが、後期高齢者と言われるのには何の抵抗もないのだが、『老人』だとか『老後』と言われるのは、大いに抵抗があるのである。
この調査の解説記事にこんなのがあった。
詳しい記事の内容はこちらである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160120-00000529-san-life
書いてあることは、解らぬでもない。肯定できる部分もいろいろとある。
人間は老後に限らず、基本的に『独りで生きている』のである。若い頃は『独りで生きて、独りで行動』していても、周囲に家族がいたり子供がいたりするので『不安がない』だけのことで、高齢者になると、死に段々と直面するので、その時のことを考えると『不安』を感じたりするのかも知れない。
http://www.asahi.com/articles/ASH6D2SMDH6DUCLV003.html
こんな調査結果も載っていた。
★なかなか難しい問題だが、このような状況の対策を国や行政に求めても、なかなかいい対策案は、出てこないのではと思う。
対策を考える人たち=現在の政治家や官僚 の年齢が若すぎるのである。
私自身も、50歳や60歳のころは、『母の面倒は家で、私たちが見る』と思っていた。
実際に母が95歳を越えたりすると面倒を見るほうが、高齢になってしまってとても家で面倒見るなどとは言えない状況になってしまうのである。
ところが今の特養などの入所基準は年齢には関係ないので、独りで生活できるような人は入れて貰えないのである。
そして高齢になると、突然病気になったり、認知症になったりする。私の周囲にもそんな例がいっぱいで、そんな人たちが孤独死に繋がったりするのだろう。
人間社会が経験したことのない『超高齢者社会』になろうとしている。
『孤独死』など避けたければ、少なくとも95歳を越えたら、希望者は入所できるような規定や、施設をつくるなどの対策がいるのだろう。
★そんなことを言っても、そんなに簡単にことは進まないだろうから、
今回、私のすぐ近くで動き出そうとしている、高齢者の希望にすべて応えるというコンセプトの『山百合サポートセンター』は期待できるので、その仕組み創りを応援しようと思っている。
『元気な高齢者』が視野に入っていて、そんな人たちの『いろんな希望』に『すべて応えよう』とするスタンスがいい。
具体的な計画など何もなくても『基本コンセプト』さえ確りしていれば大丈夫である。
神戸新聞にこのように紹介されたばかりだが、
http://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201601/0008741155.shtml
NPO The Good Times の地域活性化のプロジェクト燦々SunSun がそのトータルシステムで支援するので、どんどん進むと思っていい。
1年後には、多分いろんな形で進んでいるだろう。
想いがあり、すぐ動く市民の協働で、新しい仕組みの創造に取り組みたいと思っている。