★こんな記事が神戸新聞の三木版に流れた。
大島光貴さんの記事である。
2016/1/21 21:30神戸新聞NEXT
高齢者支援のベンチャー設立 三木の男性
高齢化率が40%に迫る兵庫県三木市緑が丘町を拠点に、同町中2の村上三郎さん(68)が、自宅で暮らすお年寄りを支援するベンチャー企業「山百合サポートセンター」を設立した。庭木の剪定や雑草取り、排水溝の掃除など、困っていることを引き受ける。4月には法人化し、同町西4の民家に交流の場「山百合サロン」を開設する予定だ。
村上さんは大阪で建築や輸入などの事業を手掛けていた。両親を介護するため14年前、同町に移り住んだ。同町の高齢化率は39・23%。1人暮らしの人も多い。「お年寄りができないことをしてあげたい」と昨年5月、同センターをつくった。地域活性化グループ「燦々 SunSun」(世話人代表=松本茂樹・関西国際大経営学科長)にも参加して活動している。
村上さんの自宅を事務所にし、スタッフは村上さんを含め5人。仕事によっては協力者にも手伝ってもらう。「灯油がなくなった」と連絡が入れば、灯油缶を携えて買いに行き「トイレの電球が切れた」と言われたら電球を換える。「すき焼きを食べたい」と求める人の家に、食材を買って調理に行ったこともある。「対応が早いと言われ、心強く感じていただいているようだ」と村上さん。評判は広がり、約140世帯の利用があったという。
サロンは、依頼を受けてバリアフリー工事を行った人の自宅を無償で借りて開く。村上さんは「元気なお年寄りが集い、みんなで食事を作ったり、日帰り旅行をしたりする拠点に」と期待を込める。
★この記事、私にも密接に関係しているので、『新聞』という情報紙に対する感想を書いてみたい。
私自身情報発信に関しては、高い関心を持っているし、それに見合う総合的な『情報発信の仕組み』を持っている。
『情報を発信しないところには情報は集まらない』という。そういう意味でブログは毎日欠かさずに発信するし、Facebook でも、ツイッターでも情報発信する。活動のベースになっているNPO The Good Times のホームページなどもGoogleなどから高い評価を頂いている。
ツイッターに至っては50万人を越えるフォロワーを有しているので、その情報発信力は相当なものだと自負している。
★かっては、一般の市民が得る情報の源泉は新聞、という時代が長く続いたが、テレビが普及し、さらに昨今ではいろんなネット関連から、様々な情報が流れることから、『新聞』という新しいニュースが、『新しくない』ような時代になってきたのである。
ただ、そんな中でも日本における一般市民の新聞への依存率は、1000人当たり631人とアメリカあたりに比べると結構高いのである。
日本 631.7 韓国 485.6 イギリス 385.3 アメリカ合衆国 259.4 カナダ 232.8
このままでは、新聞の将来は?? と思うのだが、日本における一般市民の新聞情報に対する信頼度は結構高くて、昨今のテレビ、ラジオなどの報道も、新聞に書かれたネタを追っかけてることも多いのである。
テレビも、新聞も、番組や誌面を埋めるために、そのネタ探しが結構大変なようで、そんなことばかりやってるので、どんどんと報道の質が落ちてしまっていると思うのである。
★現役時代から、広報関連には色濃く関係したので、雑誌、新聞などの記者さんとのお付き合いもあって、その記事が出来上がる過程をある程度解っているのだが、正直言って新聞や雑誌の記事が全くその通りの事実でないことも多々あるのである。
所謂、取材を受けてみると、取材の前に記者さんが記事にしようというイメージみたいなのがあって、取材はそのチェックを行っていると言ったほうがいい。
記事は、いつ、だれが、どこで、何をした、などと言う事実を積み上げる場合が多く、特に地方版の記事はそんな記事の集積になっている場合が多い。そんなレベルでは、記事の文章や纏め方はともかく、オモシロさでは、Facebook の素人のニュースのほうが、新鮮なのである。
もう少し、新聞らしい質の高い、従来の記事の取り上げ方とは『ちょっと違う』差別化された地方版の記事が出来ないかなとか、そんな手伝いが出来ないかな? などと思っていたのだが、自然に地方のネタが集まるような仕組みを昨年春からFacebook の中に創ってみたのである。
『みきトレインFAN CLUB』 トレイン=汽車=記者 とかけて『みきトレイン=三木の記者クラブを応援する市民などのFAN CLUB 』なのである。https://www.facebook.com/groups/1053687644641479/
冒頭の記事も、このサイトの中からのネタの取材があったのだが、具体的な催しなどではなくて、『発想の展開』に対する取材なのがいい。
記事を書かれた大島光貴さんご自身が、『着眼点が面白い。今後の展開が楽しみです。』とFacebook で言われているので、今後の展開を新聞や市民や、燦々SunSun の仕組みが応援できる、そしてお互いがGood Time を共有できる方向になりつつある。
★これはまだ、スタートして6ヶ月ぐらいで主流になって動かしているのは、燦々Sun Sun のメンバーたちなのである。
その燦々SunSun の世話人代表をなさっている関西国際大学の松本茂樹先生が主宰されている神戸ベンチャー研究会15周年記念例会が来週土曜日に開催される。
『仕組みと情報発進と差別化学』というテーマでスピーカーを務めることになっているのだが、15分でそれを喋るのはなかなか難しいので、その捕捉も兼てのブログアップなのである。
神戸ベンチャー研究会15周年記念例会 と検索すると、1ページ目にこんなサイトが現れる。神戸新聞の次に私の情報が載っている。 Googleは、燦々SunSun の情報発信力をフェアにこんなレベルで認めてくれているのである。
それは『仕組みと情報発信と差別化』のなせる業なのである。