★いよいよ5月に入った。 5月11日の総会まであと10日になった。
NPO The Good Times と言うNPO法人を立ちあげて5年、いろんなことがあったが、特に大きな停滞もなく前を向いて歩き続けた5年間であった。
このNPO法人は、『ボランタリー活動』すなわち
『ボランタリー活動』に近い概念として、「ボランテイア活動」「市民活動」「NPO活動」「地域活動」「セルフヘルプ活動」などの言葉があります。
これらすべてを包含する総称が『ボランタリー活動』です。
こんな非常に広い範囲の活動をしようというNPO法人なのである。
こんな広い範囲の活動を、自らがやろうとすると、それは無理なこと は解りきっている。
だから、『自らは仕組みの構築と、ネットでの支援だけで、イベントなど具体的な活動は、何もしないNPO法人』なのである。
じゃ誰がそれをやるのか?
『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』という基本コンセプトに共感して、入会された会員さんが、『やりたいことを自由におやりにる』のである。
それを上手に繋いで、ネットをベースにいろんなお手伝いが出来る独特の仕組みを創リ上げる そのこと自体がNPO The Good Times の本務なのである。
★そんな独特のオモシロい仕組みシステムは、5年間の間にほぼ100%近い出来あがりを見せたと自負している。
具体的にどんな成果になっているのか?
●その個人会員は世界に1万人を超えるレベルになった。それを集めてくれた団体会員さんは100グループに近く、さらにどんどん加速する勢いである。
●さらに積極的に特別プロジェクトを立ち上げて活動を展開する団体会員さんは、これも世界に10のグループに達している。
●このような積極的な活動を展開するグループに対しては、その活動資金として、NPO法人から5年間で1000万円に近い支援金を提供している。
●そんなことが出来るのは、NPO法人の基本システムは全てネットで無料、どんないいシステムに創り上げても経費ゼロだからなのである。
そんな会員さんとNPO法人の関係が確立されている。
● NPOのホームページの中央にあるように、
Facebook も、ツイッターも、会員さんのブログも、Tumblr も、全てON TIMEでそれぞれが繋がって、世の中のトップレベルの水準で展開されているのである。
★NPO The Good Times がこの5年間、その仕組み創造に当たって目標にしてきたものは、
一つは数、 そしてもう一つは質。 そのいずれも世の中の先端を走るものでありたい。
より具体的な例で言えば、小さなスタートしたばかりのNPO法人だが、
その水準は世の中の上場企業に十分匹敵する高質なレベルでありたいと思って対応してきた。
なぜなら、このNPO法人は、『ソフト会社』なのである。
そのベースになるメンバーは、世の上場企業に匹敵するものを十分に持ち合せているメンバーで構成されているし、
異種、異質、異地域から集まった会員さんのレベルもまた、十分世界に通用する、そんな方たち、プロ集団なのである。
特にネットに関連する情報発信力は、ホンモノで公式ツイッターのフォロワー41万人は、やはり大きな力である。
先日の「ニ普協」からの署名運動依頼に応えて、たった1日で目標の1万人を超える実績を達成できたりした。
あの日から10日以上も経っているのに、未だ2万名をちょっと越えたところに留まっているのをみても、末端の人達を動かす力を持っているといっていいのだろう。
★いま、新しいプロジェクトとしてスタートを切ろうとしているものが二つある。
●一つは World Good Riders Association 文字通り世界に展開するグッドライダーを集めた活動をスタートさせたい。
これはほぼ2年前に立ちあがった『二輪文化を伝える会』と KAWASAKI Z1 FAN CLUB がベースだがどちらも順調過ぎるほどの成長を見せている。これに加えて、幾つものプロジェクトが、すでに想定されている。これに携わるメンバーもすでに決まっている。
5月からはNPO法人の理事長を山本隆くんが引き受けてくれるので、私はより自由な立場で、こんなプロジェクトレベルの新しい仕組みの構築のお手伝いをしようと思っている。
●もう一つは、海の向こうのアメリカだが、前回ご紹介した『日本の風呂の文化をアメリカに』と言うこれまた壮大なプロジェクトなのである。
これを担当するアメリカのベンチャー企業AT HOUSE は、従来のUi Americaと合併したのだが、すでにNPO The Good Times の団体会員に入会されたので、今後さらに具体的に特別プロジェクト展開の方向になっていくのだろう。扱う商品はノーリツがベースなのである。 給湯器はカリフォルニアの限られた地域だが、ネットで販売展開する『日本の風呂』は、全米展開なのでその規模は大きくなる一方だろうと思われる。
さらに、このプロジェクトを一つのベースにしながら、日本文化とアメリカ文化の交流を目指すUi International はソフト会社だから、NPO The Good Times のアメリカ支社的な位置づけを目指して欲しいと思っている。
★この二つだけでも十分大きいのだが、
NPO The Good Times は、解り易く言えば、Facebook や ツイッターと同じ「システムそのもの」なのだから、
幾ら大きいところが参加されても、全然問題はなく廻っていくのである。
「アップルを抜く企業になる」と言っておられる徳重徹さんの「テラモーターズ」も団体会員に参加されているので、ホントにそんな企業になれば、そんな企業と親しく繋がっているNPO法人と言うことになるのである。
現役のころから、時代に恵まれていろんなオモシロいことをやってきたが、
いまもなお、仲間と周囲の方たちに恵まれて、「大きな仕事」に取り組める幸せを噛みしめている。
全くのゼロから、5年間でここまで言い切れるレベルまでには成長した。
今後の5年間、どんな方向に動いていくのだろうか?
果たして、この世に生きているのかな? とそんなことを想っている昨今である。
English Version です。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。