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TERRA MORTORS 雑感

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★ テラモータースの記事がFBに流れた。

ひょんなことで繋がって、NPO The Good Times の団体会員になって頂いているし、社長の徳重さんとも、トモダチで繋がっている。

そんなことでこの特集記事もご紹介をしたいし、NPO The Good Times のシステムの中で取り上げて応援しようと思っている。

 

  

 

全文はこちらでご覧いただきたいが、その大要は以下の通りである。 

 

 

電気二輪車の年間国内販売台数記録を保持しているメーカーをご存知だろうか。ホンダでも、ヤマハでもなく、テラモーターズというベンチャー企業である。

同社が販売している『SEED』シリーズは、2011年度、日本国内で3000台を販売し、電動バイクとしては国内最多の販売台数を記録している。

そのテラモーターズが2013年7月に発表したスマホ連携のEVバイク『A4000i』は、ベトナムなどのアジア圏から販路を開拓し、2015年末までに10万台の販売を目指している。

そこにチャレンジするテラモーターズの徳重徹氏は、「今年こそ成果を出さなくてはならない年」と話す。どうやって世界で戦い、勝っていくのか。戦略を聞いた。

「弱者同士」が組むことで、大手が実現不可能なスピード感を生む

 

いろんな発想の全てがユニークで差別化されているのがいい。

マーケッテングの視点がオモシロいし、日本の4メーカーとの差別化戦略が的確だと思う。

電動バイクは、ベンチャーが手がけるのにいい商品だと思うし、マーケットは開発途上国だというのもいい。

そのあたりに期待したいし、応援したい気持ちになっている。

 

―― スマホと電動二輪車を連携させる、というアイデアはどこから発想されたのでしょう?

東南アジアでは主な移動手段として、ガソリン二輪車が普及し過ぎていて、騒音や大気汚染などの公害も発生している。バイクに乗っている人が、みんなマスクをしているんです。それを見て、EV二輪車は確実に需要がある、と思いました。

加えて、現地では二輪車は配達など多くの仕事にも使われていて、録ったログでこれらが解消できればビジネスユースでの販路拡大が見込めるだろうと。媒介としてスマホを選んだのは、東南アジア地域、特にシンガポールやマレーシアではスマホ普及率が80%以上と高く、なじみがあるデバイスだということが分かっていたからです。

―― バイクや三輪の世界は、日本の歴史ある大企業が強い分野です。にもかかわらず、テラモーターズが業界の先駆者になりつつある理由はどこにあるのでしょうか。

ホンダもヤマハもスズキもカワサキも、エンジンを必要とするバイクの大手です。その分野に長けた素晴らしいエンジニアを何人も抱えています。ということは、簡単に彼らの仕事をなくせません。エンジンバイクと競合するEVバイクに力を入れることは、エースの仕事を奪うことになります。

守るものがない、身軽なベンチャーだからこそ新規参入が容易なのだと話す徳重氏

守るものがない、身軽なベンチャーだからこそ新規参入が容易なのだと話す徳重氏

―― なるほど。

EVは電機製品なので部品を各部品メーカーから買って組み上げますが、すると、会社ごとの品質の差を出しにくい。企業の規模にかかわらず高品質の完成品を提供できることも、われわれのようなベンチャーには、有利に働きます。

―― 業界大手じゃないからこそ、チャレンジできることもある、と。

大企業、特に日本の製造業は、意思決定が遅く、方向転換に時間がかかります。その点、大企業でもアジアの会社は決断が早い。やってみて、うまくいけばいいし、いかなかったら止めればいいという考え方なのです。テラモーターズはそういった企業と組んで、フィリピンやベトナムでビジネスをしています。勝算は、そこにあります。

既存のメーカーの課題は価格。その点われわれは、ゼロから取り組むから、売れる価格帯のモノが作れるのです。

―― 過去を捨てて大きく舵を取ると、大きなリスクを抱えることにもなります。

リスク=危機だと言われます。しかし、危機の機は機会の機。リスクを避けることは、機会損失です。

それに、リスクが大きいということはボラティリティ(振れ幅)が大きいということです。失敗する時は大失敗、成功する時は大成功です。大きく成功しようと思ったら、リスクを冒すしかありません。

―― テラモーターズは今年で創立4年目です。今年の目標を教えてください。

テラモーターズは今年こそ、実績を出さないとならないと思っています。テラモーターズは、圧倒的な実績を出す前から、注目していただいています。今年、実績を出せれば、難しいと言われている製造業での後発の参入が不可能ではないことを示せ、日本の起業家、起業を目指す人たちを刺激できるからです。

 

★こんなインタビューを聞いていると、

50年前の本田宗一郎さんが引っ張った頃の二輪業界を思い出す。

当時ホンダもヤマハもスズキも、そんな大企業ではなかった。

当時は三菱重工も富士重も、ト―ハツもブリジストンも同じ業界にいて競合企業だったのだが、みんな競争に敗れて?と言うより、ホンダ、スズキ、ヤマハなどのスピードについて行けなかった結果だと思う。

そんな中でカワサキが残ったのは、メイハツやメグロの人たちが第1線を担当してくれたからだし、アメリカなどの海外市場でも第1線を担当したのは現地の人だったからだと私は思っている。

テラモータースが組む人たちは、アジアの現地の人たちだし、生産の主体も東南アジア、電動バイク自体が数多くの下請け企業など必要としない単純組み立て商品なのである。

 

そこに求められているのは、性能などよりは、現代のネットの世界との協働など、

末端ユーザーの生活態度そのものを改善改革しようという単なるメーカーから脱皮した発想が底辺に流れている。

メーカーと言うよりは、ホントに末端のユーザーや社会を視野に入れた『ソフト産業』的な発想がいいと思う。

時代はどんどん変わっている、そんな時代の変化に対応出来る柔軟な発想が今求められているのだと思っている。

 

         

NPO The Good Time と言う ちっぽけなNPO法人に先方から声を掛けて、団体会員に入会する。

そんな不思議なメーカーさんなのである。

 

 

English Version です。

 

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