★最近の日本の政治で最も大きな関心を呼んでいるのが、 『特定秘密保護法案』 である。
マスコミは殆ど全てが反対だし、文化人などの反対も顕著である。
国民の大多数が反対だと言うが、本当に内容をちゃんと理解をした上での反対なのだろうか?
私などは、『要るのだろうがよく解らない』がホンネなのである。
昨日は国会で党首討論もあってこの問題について議論されたが、それぞれの言い分は解るが、『どちらが正しい』のかはよく解らないのである。
今朝の朝日なども猛反対の特集だが、それを読んでみてももう一つよく解らない。
いずれにしても、自民党は、これまでの国会審議を通じて論点は出尽くしているとして、今国会中の成立を目指しているので、よほどのことがない限り成立するのだと思う。
知る権利が損なわれる、戦前に戻るような言論統制になるなどと極端なことを言うが、民主主義の今の世の中でそんなことにはならないのではと思う。ただ、官僚の自由にならないように、『第3者機関の設置』は必要だと思うし、それはアメリカなどのこの問題の先進国の例をよく見て進めたらいいと思う。
単純に言えば『安倍さんを信用して』任せたらいいのだと思う。
いろんなことを言ってみても、結局は今国会で成立するのは間違いない。それがおかしいことになったら次の選挙で変えたらいいのだと思う。
★昨日は党首討論もあったので聞いていたが、
動画になっているので、関心のある方は聞かれたらいい。
どうも世の中での議論とはかけ離れていて、
与野党いずれも自分の意見を長々と述べる演説調だから、どうしても論点はかみ合わないし、お互い一方通行で云いたいことをただ言っているだけのように聞こえてしまう。
アメリカの議会の議論など聞いていると、なかなか迫力があっていいのだが、日本人は Debate に慣れていないような気がする。
もう少し手短に端的に、一問一答方式でやればいいのにと思ってしまう。
何ごとも形の上でやれば、それで済んだというようなところもある。
デモなども、やってみても結果は同じなのだが、抗議をしたという形だけのものになってしまっているように思う。。
デモと言えば、タイのデモの様子はすさまじい。
アレくらいの迫力があれば、ひょっとしたら方向も変わるかなと思ったりするが、日本の場合は団体の意思表示だけで終わっている。
『原発反対』のデモもちょっとはやっていたが、尻切れトンボに終わってしまった。
★猪瀬直樹東京都知事の5000万円借金の件も突如として出てきて
いつもは歯切れのいい猪瀬さんが最初は全くの『しどろもどろ』でみっともなかったのに、何日か経つと、思いだせなかった借用書が突如現れたりして、
政治の世界と金との関係は、どうしてこんなことになるのだろうか?
これはどう考えても、個人の借金などではなくて、選挙に関係のあった金であることは間違いないと思うのだが・・・・
貸した方の徳州会グループの方は根こそぎ逮捕されて、これは有罪間違いないのだろう。
『政治と金』ずっと云われている問題だが、なぜ政治にはそんなに金が要るのだろうか?
『利権』ずっと言われている問題である。
政治家が『理念』を追っかけるのではなくて、『利権』を追っかけるからこんなことになるのだろう。
そういう意味では、安倍さんの言っていることは、『理念』に基づいていて、ブレがナイように思う。
石原さん もちょっと方向は違うが、一つの考えは曲げない。
大阪の橋下さんも、ご自身の想いはちゃんとお持ちだが、少し方向の違う石原さんと組んだのがおかしかったのかも知れない。
そういう反面、『数は力』なのである。
『じっくり』検討するのもいいが、今の時代時間も大事だと思う。
今国会で 『特定秘密保護法案』が成立する のは間違いないだろう。
私は、中味は本当はよく解らないのだが、兎に角、今は安倍さんに乗っている。
とことんおやりになればいい と思う。
★★English Version です。
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