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2001年(平成13年)21世紀の始まり、 68歳自分史

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★2001年、21世紀が始まった。

どんな年であったのか、みなさんちゃんと記憶にありますか?

残念ながら私は殆ど何も正確には覚えていないのである。

ここに、自分史として書けるのは、日記帳があるからで、それをめくりながら何となく思い出すものもあるし、それを見れば明確に想いだすものもある。

こんな年であった。

 

★1月の成人式、あちこちで『成人が暴れて』成人が子どものような時代だった。

昨今は、ちょっとはマシになったのだろうか? そんな記事もあまり見かけない。

 

★家を建てて30年余りが経つとあちこちが一斉におかしくなるものである。

大和ハウスの鉄骨で確りはしているのだが、トイレも、風呂場も、屋根も一斉に修理に入っている。

当時、母は未だ90歳ぐらいで至って元気だったが、床なども平らに張り直したりしている。

出入りの大工さんに頼んでいるので、仕事が丁寧で、今でも大丈夫でもう20年ぐらいは持ちそうである。

母は白内障の手術をしてテレビが見違えるほど綺麗に見えると喜んだのはこの年である。元気で歩けたのだが、当時は認定が甘かったのか、介護1級の資格が取れてショートステイがスタートした。

 

★バラの栽培実質1年目と言っていい。兎に角一生懸命である。

日記帳のあちこちにバラの記載があって、5月に花が咲いた時の感動を綴っている。

 

★現役時代から親交のあった岩崎茂樹君が脳こうそくで急逝した。

3月には家に遊びに来てたのに、4月19日に亡くなったのである。

 

私のレース担当を引き継いでくれたのも岩崎である。

SPA直入も一緒に造ったし、スパフランコルシェンという有名なヨーロッパのレース場の名前と、直入温泉のSPAとかけて『SPA直入』と名付けたのは岩崎である。

カワサキが唯一鈴鹿8耐で優勝した年の担当部長が岩崎だった。

片山義美の引退パ―テ―に一緒に行ったのも岩崎である。

家にいたTom $ Love の柴犬のLoveは岩崎の紹介の店で買ったのだが、そのTom & Loveももういない。

 

そんな想い出いっぱいの岩崎茂樹君のことを後ブログに綴ったら

『私も岩崎さんにはお世話になりました』といっぱいコメントを頂いた。

今NPO The Good Times の事務局長をして貰っているカバン屋さんは、そんなお1人なのである。

岩崎が繋いでくれたご縁だと思っている。

 

★川崎重工業は2期連続の無配で、 『昨年社長になった田崎さん大変だろうな』と書いている。

ちょうどそのころ、娘婿から会社で一括購入したパソコンが余ってしまったので『買ってくれ』と家にパソコンを持ってきた。

セットもパスワードも、その時一緒に来てくれた専門家の方がやってくれたそのままで今も使っている。

そんなことで、私のパスワードは、無茶苦茶難しいのだが、もうすっかり覚えてしまった。私には何の関係もない数字や文字が並んでいる。

パソコンを触るのはこの7月8日が初めてで、パソコンを確り見たのもこの日が初めてだったと思う。

この年の後半、パソコンの本いっぱい買い込んで独学でスタートした。

このパソコンのお陰で、その後の人生が変わったと言ってもいい。

 

★この年、小泉内閣がスタートしている。スタート時点では田中真紀子さんが大いに貢献して、外務大臣になったのだが、夏ごろには、外務省の人事でもめて、おかしくなっている。

9月11日、アメリカのテロがあったのがこの年である。

9.11 は確りと覚えているのだが、2001は覚えていなかった。

21世紀の始まった年だったのである。

こう書いたので、今後はちゃんと2001.9.11 と覚えたと思う。

 

★10月、イチローが首位打者と盗塁王の2冠に輝いている。

一番輝いた年だったかも知れません。

 

★勿論、他にもいろいろあったのだと思うし、日記にもいろいろ書いているのだが、『ホントに覚えていないな』と改めてビックリもしているのである。

ずっと古い時代のこと、例えば昭和20年の終戦の年のことなど、1年間の出来事を日記などなくてもほぼ正確に覚えている。

小学校卒業式、府伊賞を頂いた。中学校に入学したが、学徒動員で松根油を取るためにずっと家の直ぐヨコの山で松の根を掘っていた。8月15日終戦、中学校の校庭で天皇陛下の玉音放送を聞いた。学校はそれで終わり、近所でサッカーをして遊んでいて脚骨折。医者が居なくてじっとして直す以外処置なし。そんなことで動けずに引き上げは、妹たちとは別に、12月8日になどと、もっと詳しくも書けるのだが、ホントに確りと覚えている。

なのに、10年ほど前のことは、殆ど覚えていないものである。

2001年以降の毎年も、ちゃんと年号と一致して覚えているのは少ないのだが、

三木市の市政に関心を持ち出した年とか、

NPO The Good Times を立ち上げた年だとかは、結構ちゃんと覚えているものである。

 

やはり、人間いろんな刺激と一緒に生きていく方がいいのかも知れません。今後どのように生きるべきか?

なんとなくそんなことを考えさせられる、2001年でした。

 

 

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