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大学雑感

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★いまアメリカの孫が、日本の大学受験のために戻ってきている。

所謂帰国子女で、幾つもの大学を受けるのだが、TOFLE という英語の共通学力検査みたいなのを出して、そのあと面接とか試験などがあるようだ。

 

 

 

海外にいるのだから、英語の力はみんないいんだろうが、上の4項目のトータルが120点で100点ぐらいを目指すのだそうである。

孫は、なぜそんなに沢山受けるのだろうと思うほど、いろんな大学を受験するなどと言ってたが、

第1志望の慶応の環境情報学部にTOEFL でまず受験資格ができて、論文と面接で通ったので、もうあとは受けないのだと言っている。

本人よりも母親の娘の方がホッとしているような雰囲気である。

 

 

★みんな、大学に何の目的で行くのだろうか?

日本の場合は、『大学出』と言う資格を取り、就職活動を容易にして、大学出と言う資格を武器に、課長、部長、役員を目指す。

そんなところが普通の発想のように思う。

だから、入学したら、勉強よりも遊びで、次は就職活動が、主たる目的になってしまったりするのだろう。

孫にそのあたりのことを聞いてみると、それなりにちゃんとした自分の考えを持っているようで、これは日本ではなく、10年間アメリカで育ったからかも知れない。

 

かくいう私も、一応は大学出だが、大学では一切勉強した覚えはないし、大学のグランドや食堂には皆勤だったが、教室に出た回数も殆どなくて、教室に出なければ、単位の取れない例えば『簿記』などは、商大出身でありながら、単位を取っていないのである。

だから私自身は、決して『大学出』だとは思っていない。強いて言えば大学野球部卒である。

それでも大学を出ているので、会社では『大学出』扱いで対応してくれて、結構ちゃんと仕事もできたし、そこそこの職位にも付けたのである。

 

技術屋さんはともかく、事務屋の仕事、特に私が従事した『二輪事業』などは、学問の知識などは殆ど要らないと言ってもいい。

現に第1線で大きな成果を上げた人たちの中心は、最初の時代は高校出の人たちが中心だったのである。最近は大学出以外は入社しなくなってしまったので大学卒一色である。

 

 

★ 学校は当たり前の話だが、勉強をするところである。 

私自身は学校では勉強しなかったが、会社時代の40年間は、仕事に関係することばかりだが、結構好奇心旺盛で『独学』ではあるのだがいろいろ学んだと思っている。

学校ではとらなかった簿記だが、バランスシートなど、会社ではいろいろ勉強いもしたし、実際の経営にも取り入れた。

広報とかマーケッテングの分野も何となく解っているし、システム仕組み創りも二輪の販売ネットワークからスタートして身に付いたのである。

現在は、ネットの特にSNSの分野では、相当のレベルだと自負しているが、パソコンに初めて出会ったのは現役を卒業してだいぶ後、74歳のときである。

勉強などは、4年間に限らず、ずっとやればいい。

たった、4年間の大学生活で、人間の一生を決めてしまうような、日本の社会の仕組みは今後は世界に通用しなくなるだろう。

本当に、一生勉強し続ける人だけが、認められ実績を上げ得る社会になることを期待したい。

 

 

★アメリカの孫は、SFCと通称される慶応の湘南藤沢キャンパスにある『環境情報学部』に合格したのである。

実は昨年から、鎌倉の孫も 同じキャンパスの『綜合政策学部』に通っている。

総合政策学部と環境情報学部は1990年、湘南藤沢キャンパス(SFC)に誕生しました。
総合政策学部は、国家や社会の問題に実践的に関わり、解決策を編み出す実践活動を通じて、政策のプロフェッショナルを育成します。
また、環境情報学部は、最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインの御者となり、希望にあふれる人と社会の未来を創り出す人材を育成します。他に例を見ないほどの多様な研究分野を扱っており、現在、両学部合わせて100近くもの研究プロジェクトが行われています。

 こんな記述があって何となくカッコいい。

 

 

 

建物も環境もイイらしいが、

昨今のネットでの評価などを見ると、必ずしもいい評価ばかりではない

帰国子女が多いのも特徴の一つのようである。

こんなサイトも、孫が合格したので、いろいろ検索してたら出てきたのである。

私にとっては初めての知識なのである。

 

★なにはともあれ、 『合格おめでとう』である。

 

 

 

昨夜は、合格おめでとうのお祝いを、元MX全日本チャンピオンの山本隆くんの70歳の誕生日祝いと一緒にこんな仲間たちが!!

笑いいっぱいの グッドタイムな ひとときだった。

 

孫にとっては、今からがまさに青春なのだが、

結構な費用もかかるし、親にとってはそんな 苦難のシーズンの幕開け なのかも知れない。

 

 

★★English Version です。

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