★ 『この頃の若いやつは・・・』 と言う慣用句は、そのあとには大体 『ダメだな』と言う否定的なことを言われることが多かった。
経験を積んだ年寄りから見ると、 若い人たちの幼さみたいなものが、見え過ぎてどうしてもそういう発想になりがちなのだと思う。
確かに世の中一般に見ると、そんな風に言ってみたくなるような風潮も確かに、あることはある。
然し、スポーツの分野では、
『この頃の若いやつは』 昔に比べて、圧倒的に素晴らしいのである。
8月8日からは夏の甲子園が始まる。
この高校生たちの野球のレベルも、昔に比べて圧倒的にレベルアップされている。
昨年の夏、甲子園で頑張った選手達が、1年経って最高峰のプロの舞台で、トップレベルの実力を堂々と披露しているそんなレベルなのである。
先日の巨人戦、藤浪は、絶対に負けられない一戦を見ごと阪神に勝利をもたらす好投だった。
勿論、実力もあるのだろうが、スターだけが持っている『いい運勢』みたいなものも感じる。
藤浪と常に並んで比較される 大谷翔平 は投手と打者の二刀流である。
そのどちらもが 一級品なのである。
こちらも、ここと言う時の 勝負力は抜群なのである。
★野球の世界は、プロと言っても、日本のプロ野球での話なのだが、
水泳の世界は、文字通りの 世界の舞台なのである。
その世界で活躍した二人の選手、
荻野公介、昨年オリンピックに出場した。
10代の水泳選手は、そんなに珍しくはないのだが、戦う舞台が世界だからそこでトップレベルを維持することは素晴らしい。
その萩野をずっと追っかけてきたのが、瀬戸大也。
まさに世界の頂点、真ん中に位置した。
こんな大事な試合に自己新で飾れる心臓は凄いなと思う。
★ この4人、全て10代なのである。
昔から、確かに飛び抜けた人たちは、居ることはいた。
然し、今はこんなトップの人たちに、紙一重で続いている人たちがいっぱいいて、そんな高いレベルの中でのトップスターなのである。
スポーツの世界では、
『この頃の若い奴は』 素晴らしい と言わざるを得ないように思うのである。
こんな若者を育てた大人も素晴らしい のかも知れない。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。