★『かわさき』の新年号が送られてきた。
年末にはあちこちのカワサキからカレンダーが送られてくる。
家の中には幾つものKawasakiのカレンダーが掛っている。
日常生活の中でも『カワサキ』とともに今でも暮らしているような感じである。
最近は、大きな会社も合併して社名が変わってしまう。昨年はとうとう『サンヨー』もなくなってしまった。
銀行も、どこの銀行がどうなってしまったのか、さっぱり解らない。
学校もそうだが、会社も故郷のようなものである。
昔のままで名前が残っているのはいいのだが、無くなってしまうのは寂しいものである。
★私の人生でも、子供のころ、馴染んだ名前はみんな無くなってしまっている。
京城はソウルになったし、通った桜ケ丘小学校は終戦とともに無くなってしまった。
神戸一中は新制制度に替って、中学校自体がなくなって神戸高校になった。
明石高校はそのまま残っているが、神戸商大はごく最近県立大学に名前が変わった。
そんな中で、入社した川崎航空機は、3社合併で川崎重工業に名前は変わったが、同じ川崎どうしなので『川崎』は残っているし、
事業が世界展開になったので一番世界では名前が通っていた『二輪のKawasakiのレタリング』に統一されて、川崎の中枢に位置しているようで気分がいいのである。
そこには、他の重工業とはちょっと違った、独特の『カワサキワールド』が存在するのである。
二輪事業も戦後だし、ジェットスキーなどは更にそののちの若い事業だが、
現在の『Kawasakiのブランド』は間違いなく、二輪とジェットスキーがそのベースになっている。
★これは送られてきた社内報『かわさき』の裏表紙である。
重工業の面影はそこにはなくて、まさに『カワサキワールド』がそこに広がっている。
ずっと以前から、陸海空の乗り物、航空機、船、車輛、バスなどは間違いなく造ってはいたのだが、スポーツバイクや、ジェットスキーやレースと無縁のころはこんな雰囲気は皆無だったのである。
★このカワサキワールドには、私自身は特別な想いを持っている。
これは、田崎さんが社長時代に創られたもので、神戸市の海洋博物館とのコラボなのもいい。
行かれた方は、その素晴らしさがお解りいただけると思う。
社会の人たちや子供さんと直接接しているところがいい。
毎年メリケンパークで行われている『ミニSLフェア』は、5年ほど前、田崎さんの会長時代にその企画を福井君たちと持ち込んだものである。
そして、その乗車券は『カワサキワールド』への入場券が有効なのである。
★『ひょこむ』という兵庫県が後押しするSNSがあるのだが、
その『ひょこむ』に最初に私が立ちあげたコミユニテイが『カワサキワールド』なのである。
勿論、個人が勝手に立ちあげたもので、管理人は、rfuruya になってはいるが、
最近の実質の管理人は、
ホンモノのカワサキワールドの担当者の『ぼけちんさん』がやってくれていて、そのイベントなどが広報されている。
広報としては、NPO The Good Times の公式ツイッターのフォロワーも20万人を超えたので結構な情報発信力なのである。
『孫文を語る会』ともコラボしているが、
『カワサキワールド』のお手伝いでも出来ればと思ったりしている。
『ぼけちん』さんからは、上のチラシも入場券付きで送って頂いたのである。
★そんな私の故郷、『カワサキワールド』があるのは幸せである。
大体、私自身の人生は、ツキにツイテタと自分では思っている。
人生で、試験というモノもあんまり受けたことはないが、試験で落ちた経験はたった一度だけなのである。
川崎航空機には縁故で殆ど間違いなく入れて頂いたのだが、当時は銀行の方が社会での評価は数段よかった時代であった。。
砂野仁さんが『神戸銀行も受けてみろ』といわれて、その入社試験を受けたのだが、どう考えても銀行はイヤだったのである。
『若し通ったら困る』と午前中だけ受けて午後の試験は受けずに帰ってしまったのである。
若し、神戸銀行などに入っていたら、今頃はどこにもその名前はないのである。
一時は川崎重工業も石播とどうとかという話があったりしたが、
今はミッションステートメントなどもすっきりして、世界に独特のブランドで、『カワサキワールド』が展開されているのは、ご同慶の至りである。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』というFacebookページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。