★ 私が生きてきた、その基本コンセプトは『差別化』 であったと言っていい。
『差別化』と言うのは、基本的にマーケッテングの世界で特に使われる言葉なのだろう。
あまり一般社会では使われてはいないが、広告やマーケッテングの分野では『差別化戦略』などと、その発想の根幹をなすものなのである。
若いころ広告の分野を担当した時期に出会った言葉で、当時は仕事の中でもしょっちゅう出てきたのだが、
そのうちに、自分の生き方までも『差別化』が基本となってしまった感がある。
ちょうどそのころは『差別』が世間で問題になっていた時期で、『差別』と言う言葉自体が、なかなか口にするのが難しかったそんな時期だったように思う。
会社の『市場戦略』などの書類に『差別化戦略』などと書いたら、
『区別』ではダメなのか? と上司に言われたことがあったりした。
『区別』では ダメで、『差別化』でなければならないのである。
ちょっと普通とは変わっていて、そしてちょっとだけでもいい『高度』と言うか優れていて、一段と高いレベルの差がなければならないのである。
ただ単に変わっているだけでは単なる変人だが、少しでも普通のことよりも『いい方に差がある』ことがMUST なのだろう。
ブランドイメージなどでも、そこには『イメージの高質化』がなくてはならないのである。
★生き方なども『差別化』は非常に意識して生きてきたので、
いろんな意味で『差別化』出来ていると、勝手に自認しているのである。
このブログにしても、
ツイッターでも、
今、やっているNPO The Good Times のNPO法人についても、それは『差別化からの産物』なのである。
特に。NPO法人については、殆どの法人が行政や大企業などからの補助金や寄付金をアテにしているところが多いのだが、
このNPO法人は、『補助金や寄付金』は一切宛てにしない仕組みになっている。
★そんな差別化だが・・・
昨日こんなニュースを見つけた。
こんなのが、典型的な『差別化』なのである。
★産経フォトにこんなニュースが載っていた。
山形県の家具やさんの椅子が、国連本部の議場に採用されたと言うのである。
その家具屋さんのホームページを覗いてみた。
その家具屋さんの名前は『朝日相扶製作所』 山形県の家具屋さんである。
まさに『差別化』なのである。
ちょっとどころか、相当のレベルで他との『差別化』がなされている。
量的拡大、経済大国だけを目標にするのではなくて、
今後の日本の将来は、高度な差別化こそが、いろんな意味で競争力に繋がるのだと思う。
農業なども、単に『TPP反対』などと言わずに、
他国の農業との差別化を目標に頑張るべきだと思っている。
農業の高質化 日本人なら出来ると思うのだが・・・
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