★大阪の橋下市長がまたニュースである。
ことの真相などは、ニュースの記事を読んでみても、そんなにはよく解らない。
素人の野次馬的な感想は
●大阪市の組合は、選挙運動をするなど、ちょっとやり過ぎで普通ではなかった。
●そこへ乗り込んできた橋下さんが、そんな組合の体質を改革しようと、アンケートなどを書かせた。
●それが、ちょっと行き過ぎではないかと、第3者の判定が出て、大阪市のアンケートや橋下さんのやり方はダメと言った。
大体こんな事ではなかったのか?
橋下市長は25日「きちんとした第三者機関で判断されたわけで、大変申し訳なく思っている。異議はなく、組合に対し謝罪しなければならない」と述べた。
と記事に出ている。
橋下さんらしいなと思った。
★ところがである。
組合の会見について橋下市長は「組合の振る舞いを全部棚に上げて、鬼の首を取ったように謝れというのは違う。争うべきところは争わないと、全部組合の主張が通ってしまう」と態度を一変させた。中央労働委員会への再審査申し立てや、取り消しを求める提訴などを検討する。
対立の発端は11年秋の市長選だ。組合が当時の現職を支援したため、橋下市長は就任直後に「市役所と組合の関係をリセットする」と宣言。市庁舎からの組合事務所の退去や、組合費を給料から天引きする「チェックオフ」制度の廃止を表明した。昨年7月には、職員の政治活動を規制する条例や、人事などで労使間の意見交換を禁じる条例も制定した。
記事にはこのように書かれてある。
ことの発端は、大阪市の組合が、ちょっとおかしかったはずである。今までの市長さんは、そんな組合の態度を、見て見ぬふりをして放置していたのである。
橋下さんのやり方は確かに強引すぎるところはあるのだが、『組合の体質、構造』が変わることが第一の目的で、橋下さんのやり方におかしい点があれば、それは修正すればいい。だから謝ったのだと思う。
「組合の振る舞いを全部棚に上げて、鬼の首を取ったように謝れというのは違う。
という橋下さんの言い分も解る気がする。
★どんなことになるのだろうか?
表面の争いの勝った負けたの方ばかりに目がいくのはイケナイと思う。
これはあくまでも従来の大阪市の組合の体質、構造が改善されることが第1で、今までのような組合活動がいいというようなことではないのである。
橋下さんのやり方は、確かに橋下流で強引なところもあるが、今までの市長では出来なかったことをやり遂げたのである。結果が出たのだから表面の勝った、負けたの争いはどちらでもいいと橋下さんは謝ったはずなのである。
それを・・・と言うのがチェンジマインドした橋下流で、、これを朝令暮改などと言うのは間違っているように思うのだが・・・
兎に角、野次馬の感想である。
こんなことは、橋下さんしか出来ないので、こんなやり方が『橋下流』なのだと思う。
つまらぬ勝ち負けはどちらでもいい。
問題は、最初にあった問題が解決するのかどうか ということなのだろう。
大阪市の組合のやり方は、聞く限りにおいてはなっていない。
それを棚上げなどするのは大間違いだと思うのである。
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