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人それぞれやりたいこと

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★人それぞれ、やりたいことはその人なりにいっぱいあるのだろう。

『自分がやりたいことがやれる』ということが、『人生の幸せ』なのだろう。

そこまではいいのだが、その『やりたいことがマチマチ』なのである。

『価値観が多様化』しているから、『マチマチ』が更に細分化されているのだと思う。

 

ただ、そのやりたいことが、『社会性のある、理念ミッション』をベースにしたものか、

所属する団体やグループの共通の目標、例えば数値目標などの具体的なものか

ただ、『何かが出来る権力の座=役職に就きたい』という個人的な願望か、

単なる『個人的な願望、家庭のこと、趣味の類』のようなものなどいろいろあって、一言で言うのは難しいのである。

 

★人生を振り返ってみて、

子供のころは、圧倒的に『遊びたかった』だけのような気がする。

戦後、食糧難になって、『腹いっぱい食いたい』と思った時代もあった。

高校時代は、『野球一筋、優勝したかった』

大学入試は、別にどちらでもないとと思っていたのだが、結果的には、通って入学した。

大学時代も、高校時代に輪を掛けて『野球が8割』あと何だったのか、思いだせない。

この時代が一番金が欲しかったのかも知れない。何のために?買いたいものもあったし、遊びたかった。母子家庭で授業料が免除だったし、奨学金も貰っていたから、小遣いを貰って学校に通っていたようなもので、アルバイトもしていたし、結構裕福であった。金がちょっとあるともっと欲しくなるものである。ただ、家からは1円も貰ったりはしていない。

就職してからは、初任給が12000円の時代だから、学生時代に比べて一転苦しくなった。幾ら望んでみても給料以外に金の入るところもなく、金のことは諦めて、仕事に興味が出たというか、その目標を達成したかった。これは大なり小なり退職するまで続いた。

人並みに、結婚したいとそれが目標の時代もあったし、レースに勝ちたいなど、若いころの目標はよかったなと思う。

30代以降は、会社の仕事が9割で、家庭は1割ぐらいかなと思う。

給料は全額振り込み、家内任せ、小遣いなどは一切貰わず、出張旅費の残りで十分まかなえた仕事の内容が続いたから、金とは一切無縁になった。ただ、家はそんなに楽ではなかったはずだが、金が欲しいと思ったこともないような気がする。

やりたいことは、次々にいっぱい出てきて、それを追っかけてきたが、3年に1度の頻度で新しい職場に替っている。一切希望など言ったこともないし、『やれ』ということをそのままやっていただけだが、結構オモシロイ新しい仕事ばかりが多かった。その中で自分のやりたいようにやってきた。

『何になりたい』と思ったことは、理事になって役員が目の前に来た時は、一瞬考えたが、どう考えても役員会などの退屈さの方がイヤで、どうでもいいと思っていたら、『技監』という想いもしなかった事務屋の技監にして頂いて、これは職位として最高によかった。

 

★そして定年後、いっぱい自由な時間があって、何もしなくても年金が入ってくる生活は最高である。

ホントに自分のやりたいことがやれるのである。 

現役時代、何故アレくらいのことに情熱を燃やしたんだろうとも思ったりする。その時は、大きい仕事と思ったことも、考えてみると大したことでもないのである。

そんなに、一生県命やらなくとも会社などは潰れもせずにちゃんとやっていけている。

人の力もあるのだろうが、それ以上に金の力も大きくて、普通にやっていても何とかなっているのである。

良かれと思って造った仕組みなども壊しても、大したことはない。

 

薔薇を育てて花を咲かせたり、

小さな5センチの鯉が5年もすれば立派に育つ。

『育てる』ということは、私のやりたいことの基本のような気もする。

そんなの大したことでないと思うう人もいるだろうが、やっている本人にとっては重大事なのである。

 

現役のころは、もっと上手くなりたいと思ったゴルフも、定年になったら幾らでも練習する時間が出来ると思っていたのに、さっぱりやる気が湧かないのである。

仮に、70台で回れてもプロになれる訳でもないし、『70台で回った』と威張ってみても、それを聞いてくれる、話す相手がいないのである。

よく考えてみると会社にいたころは、スコアが良かったら会社の中で優越感に浸れたりしたのだが、定年後はそれがナイ。

 

★6年ぐらい前から、突如パソコンをやりだして、ブログを書きだしたり、いままで見向きもしなかった行政の中を覗いたり、3年前からはNPOを作って、『トータルシステム』を創って、情報発信などやりだしたら、これはいままでにないオモシロさである。

昨日あたりは、もう一つのブログで、こんなことを書いているが、結構一生懸命なのである。

別に、1円の金儲けにもならぬが、やっていることは結構大きくて、社会性もあり、退屈はしない。

と言って、リスクも殆どないし、NPO法人と言っても月に5000円の経費、年間10万円の収入があれば、経営は十分安泰である。100万単位の収入になると、余ったお金は申請のあったところに差し上げるという、なかなか気分のいいNPOなのである。

 

先日の神戸電鉄の『粟生線の未来を考える市民の会』も、テレビや新聞社が取材に来たし、

今回のバイクを使った災害救助の全国ネットシステム、BERT(Bikers Emergency Pesponce Team)も、ともに社会性があるし、

マスコミに取り上げられたりするから、オモシロイのである。

如何に大きくてもメーカーや一企業では、或いは一行政ではやれないことがやれるということは、『やる気』にさせてくれるのである。

 

そんなことを楽しんでいる、昨今なのである。

 

 

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