★家には小さな池があって、金魚やメダカなどがいるのだが、 毎年何匹か金魚のコドモが産まれる。
3年ほど前だったか、金魚のコドモが泳いでいてびっくりした。 昨年は、ホテイ草についていた卵が孵って何匹か生まれたのである。
今年も金魚が産卵の動きをやっていたのは知っているのだが、 池でそのままにしていると孵っても親が食ってしまうのか、金魚もメダカも池ではなかなか育たない。
今年は4月の末からメダカに産卵させて稚魚を育てている。 メダカは毎日卵を産み続けるので、1か月もすると何百匹にもなる。 ホテイ草を親のいる入れ物に浮かして、卵を産み付けたら別の容器に浮かしておくと、十日ほどでメダカの稚魚が泳ぎだす。
小さなメダカがいっぱいいるのがお分かり頂けると思う。
★ 毎日それを飽きずに眺めているのだが、 ふと気が付くとメダカとは違うちょっと大きな魚が泳いでいるのである。 よく見ると、まだ色は黒いがどうやらそれは金魚らしいのである。
池の藻とホテイ草を採ってきたことがあるのだが、それに金魚が卵を産んでいたのだと思う。 それとしか考えられないのである。
お解り難いとは思うが、赤い印がメダカとは大きさが全然異なる魚なのである。 写真には1匹しか映っていないが、4匹ほどいるように思う。
もうひと月もすると、多分赤くなるだろう。 はっきり判るようになったら、池に入れてあげようと思っている。
池にいる金魚たちだが、一番右は昨年池で生まれた金魚なのである。
今年も池で金魚は産卵しているのだが、 何匹ほど生き残っているのか、今は池を見てもさっぱり解らない。 色が紅くなるころになると小さくても目立つので判るのだが、 この盥の子が紅くなるころに池でもよく見てみようと思っている。
★ それにしても自然の生物の生命力は不思議である。 卵はそれこそ何百匹も生まれるのだろうが、生き残るのは自然界ではほんの僅かなのである。 池にもメダカはいっぱいいて、卵を産んでいる筈なのだが、 メダカの親も食うし、ましてや金魚やドジョウもいるのでみんな食われてしまうのだと思う。 そんなことで、池ではメダカは増えないように思うので、 今孵している何百匹ものメダカが食われぬ大きさに成長したら池に放してやろうと思っている。
それは多分、お盆過ぎになるのだろうが、 今年の夏はそんな金魚やメダカの成長が楽しみなのである。
メダカの寿命は2年ほどだというのだが、 金魚は長く生きると10年は生きるので、この金魚たちと私はどちらが長生きするだろうか? そんなことも思ったりしているのである。 ★50万人フォロワーのいるツイッターです。 ★雑感日記のEnglish Version です。