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憲法記念日に思っていること

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★ 5月3日は「憲法記念日」である。  実は私は学校で「憲法」なるものを習ったことがないし、憲法全文を読んだこともなかった。 日本国憲法が公布されたという「昭和21年(1946)11月3日」は 旧制中学の1年生だったし、「日本国憲法はアメリカ(GHQ)が作って日本に押し付けたものだ」と言われていたりした。 確かにそんな経緯があったようでもある。
 昭和21年(1946)と言えば終戦の翌年で食糧難の時代だったし、 戦災でやられた都市はまだ復興していなかったし、「生きる」ことに一生懸命で憲法など、国民の関心事ではなかったのではなかろうか? 昭和22年6月の昭和天皇の神戸行幸時にお泊りになるホテルがなくて、 神戸一中の教室を改造して泊まられたような時代で、 その宿舎となった神戸一中という秀才校でも、「憲法が話題」になることはなかったように思う。
 ★そんなことで、本文は全11章、103条からなっている憲法全文を読んでみた。「第9条」の戦争の放棄や「基本的人権」、「憲法の改正」などについては何となく解ってはいたが、 確りと全文を通して読んだことは初めてのことである  







★折しもロシアのウクライナ侵攻などがあって、 国民の「憲法改正」への関心も高く、 岸田政権下での憲法改正賛成が44%と反対を上回っているようである。
  
 私自身は、世界で憲法改正を何十年間も一切やらない国は唯一日本だけで、「憲法は時代に合わせてより柔軟に改正すべき」というのが持論なので、 ぜひこの際、「憲法改正」に踏み切ってほしいと思うものである。
 少しでもその内容が変わったら、  「アメリカに押しつけられた」などということがなくなり、 「日本独自の憲法」と言えるようになるのだろう。
 果たして岸田政権下での憲法改正は実現するだろうか?
 憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会がこれを発議し、 国民に提案してその投票において、過半数の賛成を必要とする。 
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