★いつの時代にもその時々の流行の髪型はあるのだと思うが、
昨今のテレビなどで男の髪型を見ていると、 だんだんと「女性の髪型」に近くなっているような気がする。
私の年代はあの石原慎太郎・裕次郎兄弟の頃で、 慎太郎が一つ上。裕次郎が一つ下なのである。
その頃、いろいろと言われたのが「慎太郎刈り」である。
私自身は、あまり「髪型」などには拘らなかったように思うが、 学生時代は「スポーツ刈り」とも言われた、GIカットに近いアタマで
入社したころもそんなアタマだったが、 「髪は伸ばせ」と注意されたりしたのである。
★コロナ時代になって、若年男性の間でコスメブームも続いているそうで、 男性化粧品の「マンダムの社長の話」が載っていた。
「コロナ禍前は、ほとんどの男性は鏡越しに自分の髪や顔を大雑把に見る程度だったと思います。ところが、オンライン会議が普及したことで、パソコンやスマホの画面越しに映る顔のシワやシミ、ニキビなどが気になってケアする人が増え、新たなスキンケアマーケットが出てきました。メンズサロンに行く方も増え、総じて清潔感への意識が高い若年男性が増えています。」と語っている。
★ 昨今は整髪料など使う機会はほとんどないが
こんな商品もマンダムのようだから、 私もかってはお世話になったことはある。
マンダムとは昔の「丹頂」だったらしい。 「丹頂チック」など懐かしいが、 今の若い方は、「チック」など解らないのかも知れない。
「男の髪型」など溯れば神代の昔から延々とその歴史はあるのだが、
もうこんな昔の髪型に帰ることはないだろう。
★ 私自身は幸いにして、まだ髪はあるのだが、 今年は一度散髪屋に行っただけで、 前のほうは自分でカットし、後ろは伸ばし放題にしている。 生涯で今が一番、長くなっているかも知れない。 ただ無精なだけで髪型などに拘っている訳ではない。
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