★ いまアフガニスタンの『タバリンの話題』で持ちきりである。 同じアフガニスタンなのに、なぜこんな内戦があるのか? かっての日本の戦国時代のような様相である。
それはどうも同じ回教徒なのに信仰の宗派の違いから来ているようで、 なぜここまでひどい内戦になったのか理解しがたい面もある。
アフガニスタンはこんな砂漠地帯の東の端に位置していて、 この地域の国の位置はなかなか覚えにくいのだが、 今回こんなことで改めてその位置が確認できたのである。
世界の宗教別の分布は『キリスト教』がトップで、 次いで『イスラム教』になっている。
その『世界の宗教分布』はこんな感じになっていて、 回教国はインドネシアなどアジアにも分布しているが、 その主力国は大きな塊になっていて、 アフガニスタンはそのいちばん東に位置している。
★ ところで日本人は宗教に関しては一種独特である。 「無宗教」である人が大勢を占めると言われている。 しかし、正月には初詣にいき、お葬式は仏教で行われることが殆どで、 その時だけの『俄か信者』なのである。 『寺社の数は寺院が 82,145、神社が 86,459 の 合計 168,606 』で、 コンビニエンスストアの店舗数の約 3 倍にの ぼると言われている。
そんな日本の宗教に対する態度は、 世界の中では独特というか異色であると言っていい。
★ 私自身は回教国のインドネシアにも『イラン』にも行ったことがあるのだが、 インドネシアは兎も角、『イラン』では突然『お祈り』が始まったり、 数字が1.2.3ではなく独特のものがあったりしてビックリした。
数字がこのように違うのである。
アフガニスタンでも車のナンバーはこのような表示になっているようである。
『これはおかしな国』と思ったのだが、回教徒の人たちから見たら、 『日本人の発想の方がオカシイ』と思ったに違いないのである。
『日本人』そのものは世界で1億とその数はほんの僅かだが、 その発想は『自分の方から見る』ことに徹底していて、 『回教国はおかしい』と日本人の考え方から観ていたのだが、 回教徒の人数は日本人の比ではなく回教徒の数は20億人と圧倒的に仏教国を上回る数で 近い将来キリスト教国を抜いて世界1位となると言われている。
ただ今回の『タリバンの発想』は回教国の中でも『異常』のようで、 今後果たしてどんな展開になっていくのだろう?
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