★ 個人競技での優勝も勿論いいのだろうが、団体競技での優勝の経験はまた格別のものである。
優勝=一番ということである。
世界で一番が一番いいのだろうが、そんなことは夢のまた夢。
大体世の中の一番は、小さなグループでの一番なのだが、草野球であれ草サッカーであれ優勝は優勝一番であることには変わりがない。
スポーツをされた方ならお解りだろうが、どんな大会であろうと優勝はなかなか難しいものである。
優勝を経験したことがある方の方が圧倒的に少ないはずである。
団体競技は自分が一番でなくても一番になれるところがいい。
★あなたは優勝の経験お持ちですか?
私は幸運に恵まれて野球では4回ほど、駅伝で2回、優勝の経験がある。
いずれも、そんな幸運のチームにたまたまいたということなのだが、優勝したと言えることがまさに幸運なのである。
野球は兵庫県の夏の大会優勝。 これはちょっと威張れたものである。
兵庫県の高校のOB戦でも優勝があるが、
これはそのチームの中のメンバーだったと言うだけである。あと二つは軟式の野球だがピッチャーがよかったので優勝できたのである。
陸上の駅伝に至ってはまさに幸運で、ある区間をただ無難に走っただけで、活躍など全然していない。
会社の中の駅伝のアンカーを務めて優勝、アンカーと言ったら恰好いいが100メートルほど走っただけである。
それで胴上げのおまけまでつき、神戸新聞に写真が載ったりした。
どれもこれも幸運に恵まれているのだが、『優勝した』と言えることは素晴らしいことである。
これは優勝の経験がないとその気持ちよさは解らないのかも知れない。
★忘れていたが、
個人競技ではゴルフは何度優勝したか解らぬほど優勝した。
家には優勝カップがいっぱいある。
まさにアマチュアのゴルフコンペだから、大したことはないのだが、
優勝は優勝なのである。
★大学の後輩たちの野球部は今3部である。
OB総会に行くと先輩たちはみな、2部に上がれとハッパを掛けるのである。
昨年も今年も優勝したが、入れ替え戦に負けて2部には上がれなかったらしい。
そんな後輩たちに、
『2部に上がるのもいいが、3部で何度も優勝するのもまたいいものだ』と。
ホンネなのである。先輩方はエラそうに言うが、『優勝された経験ありますか?』と聞いたら『Yes 』と答えられる人は少ないはずである。
2部に上がれば、今度は1部にという。
そんな目標もまたいいのだが、どこまで行っても世界一はおろか、日本一でもとても難しいのである。
★なぜ優勝のことを書いているのかと言うと
アメリカの孫が今サッカーをしている。
そのチームが、リーグ戦とCUP戦を連続して優勝したらしい。
娘のブログのタイトルは『悲願の優勝』なのである。
どれだけ活躍したのかは知らぬが、
2−0で優勝して、メダルを掛けて貰って嬉しそうである。
いつもは笑った顔など見たこともない、怖い監督さんのドンも満面の笑顔である。
ドンはかってはアメリカ代表のフォワードだったとか。 練習を何度か見たがそれは厳しい。
末弟もこのチームの同じ年齢のチームに入れて貰いたいのだが、『デブはダメ』と厳しくて、もう少しすっきりしないとチームに入れてもらえることも出来ないようである。
真也も最初はダメで1年間減量して初めてチーム参加が認められたようである。
これで今シーズンは終わって、来年はまた新しいメンバーも加えてのオ―ディションに合格しないとチームに残れないはずである。
シーズンオフにまた頑張って、来年もこのチームでプレーすることになればいい。
兎に角、優勝おめでとう。
この一番は、この地域での16歳か15歳のチームでの一番なのである。
それでも、このチームのレベルは結構強くて、日本の高校のトップレベルと同じぐらいだろう。
孫、3兄弟である。
珍しく、滅多に応援などには来ない長男が顔を見せている。
来年は大学受験と言っているが、日本の大学を受けるらしい。 一番左の末弟は小学校6年生だが、背だけは兄貴たちに劣らず大きいのである。
背はともかく、体重をもっと落とさないと、
ドンに『デブはダメ』と言われてしまう。ちょっとはマシになったがまだまだである。
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