★11月末には毎年、『三木山森林公園のもみじ谷』を歩くことにしている。
三木山森林公園はいま『昭和30年代の里山環境を復元を目指していて、外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着しだした』という。
そのもみじ谷の紅葉も、自生して大きなった樹々の『自然のもみじ』なのである。歩いた経路の写真を撮ってきたのでご紹介しよう。
11月末ともなると、もうすっかり葉を落とした樹々もある。
芝生広場の横も、自然の雑草が生えるままになっている。
かっては錦鯉などいた池も今は自然のまま、こんな水鳥が泳いでいた。
もみじ谷の入口のもみじはもう半分散ってしまっていて、
その標識の根本は落ち葉でいっぱいだった。
入口からずっとこんな上り坂が続く。
登っていくと、紅葉は盛りなのである。
殆ど人とも出会わない、静かな環境である。
まだこんなに青い葉を残したもみじもあった。
さらに進むとこんな感じになる。 自然そのもので、公園という雰囲気でないのがいい。
さらに奥に進むとさらに自然度は増す。
何年も経っていて樹は大きい。 根本には種子から芽生えた小さなもみじがいっぱい生えている。
奥に進むにつれて、勾配はどんどんきつくなる。 こんな山の中の細い道を上っていく。
ここを登りきると、もみじ谷も終わりになる。勾配は急だが、もう一息である。
ここから下った方が楽なのだが なぜかいつも下からの上り道を通ている。
そしてこんな下り坂の道を降り切ると駐車場に出る。 やっと、人に出会えた。
歩いた距離約3キロ、30分の行程である。
★ ちょうど1ヶ月前、10月27日の三木山森林公園である。 表の池の周りも、
もみじ谷の入口も、まだ紅葉は始まっていない。 青々としたもみじである。
もみじ谷を登り切った、上の芝生広場の並木道が紅葉の始まりだった。
1ヶ月の月日で、こうも変わるものである。 毎年来ているが、今年が一番よかったような気がする。
三木山森林公園、大好きな公園である。
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