★9月21日が『敬老の日』だとは、自治会からお祝いを頂いて、 そうか『今日は敬老の日』だと思ったりした。
『敬老の日』と写真検索してみたら 『最近の60歳は若い』というこんな写真が出てきたが、 確かに最近の60歳は若いように思う。 もう息子がそろそろ60歳に近づくそんな時代なのだが、
私自身振り返ってみて、還暦を迎えた60歳台が人生で一番『歳をとったな』と思った時代だったような気もする。還暦のお祝いなども頂いて『そうか年寄りの仲間入り』をしたと実感したし実際に60歳台が一番体力の衰えを実感した年代だった。まだ、現役時代ではあったのだが、殆ど運動などしなかったし、階段を上るのに息を切らしたりしてたのを思い出す。
★もう20年も前の話なのだが、この年代にはしょっちゅう整形外科に行ったり『マッサージ』のお世話になったりしていたのだが、私の人生は、『70歳代からもう一度元気になった』と言っていい。
『原因は何かな?』と思うのだが、 『一番の原因は有り余る自由な時間が出来た』と言うことだと思う。
逆に言うと、60歳台は未だ現役だったが、全く自分の自由な時間がないほど『忙しかった』ということだろう。当時やってたことも、当時思っていたほ大したことではなかったのに、『これは大きな仕事だ』と思っていたのは錯覚だったのかも知れない。
自分の人生の中で、一番大事なことは『自分自身の時間』を持つことで、『自分自身の時間が持てている人生は豊か』だと思う。
★そういう意味で私の70歳以降の人生は『豊かで満足できる』ものである。
有り余る『自分自身の時間』を何に使っているかというと ひとつは70歳台になって初めて出会った『ネットの世界』 そのベースは『パソコンが使えるように成った』ことがひとつ。
若しパソコンと出会わなかったら、全然違った人生になったと思う。 ネットのお陰で、毎日自分の感想なども世に発信出来てるし、 検索ということから『得られる知識』は学生時代より多いかも知れない。
もう一つは『運動』である。 子どもの頃から『運動神経はよかった』ほうだし、 体を動かして『遊ぶ』のは好きだったのだが、 そんな『運動の世界』が戻ってきて、 今もストレッチとスロージョッギングとダッシュを楽しんでいる。 こんな基礎的な毎日の運動の方が『ゴルフ』などより楽しく思うから不思議である。
それともう一つは、自分の好きなことを好きなようにやっている。 それを趣味と言うのかも知れない。
子どもの頃から魚が好きで、定年後一時は錦鯉に凝ったりしたが、 今は、金魚とメダカを1日何時間も眺めている。
植木の剪定などに興味を持ちだしたり、薔薇を育てたり、 実のなる木を植えてみたり、 要は『成長する』ものに興味があるように思う。
★『成長する』という意味では 毎朝やってるストレッチは、ホントに少しづつだが柔らかくなる。 『柔軟性』は今が人生で最高なのである。 スロー・ジョッギングなどに興味を持っているのも 連続して走れる時間がどんどん伸びて2年ほど前は20分ぐらいだったのに、 今は、1時間近く走れるようになっている。
『筋肉は何歳になっても鍛えたら増える』と言った先生の言葉は正しかった。 せめてあと3年今のような状況を保って、『私の老後は充実してる』と胸張って言えるように頑張りたい。
『敬老の日に想う』私の雑感である。
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