★ 日本国中が『新型コロナウイルス』の影響を受けている。
私自身の生活も、3月初めから全く変わってしまった。 私自身の生き方の基本と言えば、敢えて言えば『差別化』だろうと思う。
子どもの頃から、終戦・戦後の社会に出るまでの環境の変化も、 社会に出てからの40年間の『現役生活』も、 定年からほぼ20年近くになろうとしている『定年後の生活』も、 間違いなく一般の方たちからみたら『変わっていて』 こんな『生き方や発想』をした人は少ないことは間違いないのである。
だから、普通に言えば『ちょっと変わっている』 少しカッコよく言えば『差別化できた生き方』だったのだろう。
★ そんな生き方だったのだが、 この2ヶ月、コロナウイルス問題が日本でも現実対応が必要になって以来、 さらに『変わった生活』になってしまったが、自分では結構気に入っている。 3月2日が誕生日なので、『87歳になってからの生活』が変わったと言っていい。 それまで続けてたジムでのトレーニングから、外の公園でのそれに変わった。 約2時間、スロージョッギング・ストレッチそしてダッシュで仕上げている。 それも、ジムに行ってた時よりも、より確りと出来ている。 家の体重計に出る数値はどんどんよくなって、 昨日は、体脂肪は23台になったし、年齢ははじめて72歳と出た。
10時過ぎには家に戻るので、夜寝るまでの時間はたっぷりあって、 その時間を兎に角『独りで過ごす』ことになって、 Stay Home だから時間があり過ぎるのだが、 『時間を持て余す』というようなことは全くなくて、いつの間にか寝る時間になる。
『環境の変化』には子ども時代から今まで『柔軟に対応』することには慣れていて、 今回も『ちゃんと対応できている』のである。
端的に言えば、今までよりはちょっとだけ『広い範囲』で物事を見たり、 今までの『生き方』から『更に何か新しいこと』などと思ったりしている。 そんな『考え続ける時間』が出来て、何となく充実感がある。
★ これは今朝、防災公園でストレッチをしてる時、見上げてた空の写真だが、 こんな空を見ながら、いろんなことを考えたりしている。
公園の芝生のあまり手入れされていないところには、 こんなクローバとたんぽぽがいっぱいなのだが、手入れされているところより、 こんな『自然に近いのはいいな』と思ったりしている。
それが『特にどうだ』ということでもないのだが、 今まで見えていなかったものが『見える』ということは進歩だろう。
もう10年以上続いている『この雑感日記』をちゃんと考えて、 時間をかけて書き出したのは、ごく最近のことで、 今までは単にさらーっと書き流していたのだが、 読み返して校正したりするのは、初めてのことなのである。
★ そういう意味では『コロナウイルス・様様』なのである。
『ネットをやっててよかったな』と改めて思っている。ネットではコメントなどで話も出来るし、外の様子もよく解るのである。
私は、どんな方とでも同じように接することが出来るのが『特技』で、そう言う意味では『ネットはみんな横一線』だから、非常に私に合っている。
世の中には『社会的地位や職位の高い』いわゆる『偉い方』がいるのだが、不思議なほど私は、例えば『会社の社長』などを『偉い方』などと思ったことがないし、そんな方に対しても『普通の年上の方』とまったく同じ対応で通せたのである。運動部育ちなので、先輩には『敬意を』、後輩には『気安く』で通している。
中学1年生の頃だったが、世の中の大人の方と初めて話をした方が、後、川崎重工業の社長になられた砂野仁さんで、伯父の知人だったのだが、私にとっては単なる『おっちゃん』で、その時はまだ『偉い方』とは思わなかったのである。
伯父宅で飲んで、お宅まで、お送りしたことも何回かあったのだが、その時、明石公園の中で大きな声で歌を歌われる砂野さんを知ってたから、大会社の社長さんになられてからも身近に感じてたのかも知れない。私は砂野仁さんのコネで川崎航空機に入れて頂いたので、人生の恩人なのである。
大体87歳でネットなどやってる方が珍しいのだと思う。昨今『人生の先輩』などと持ち上げられることもあるのだが、『長く生きた』からいろんな経験があるのではなくて、普通の方は見逃すような『つまらぬ?こと』にでも関心を持ったりするので、それが積み重なっただけだろう。それは一言で言うと『好奇心』かなと思ったりする。
★人間は『生きてきた経験をベース』に今を生きているのだと思う。だから、どんな経験でも経験は貴重だし、『新型コロナウイルス体験』もまた新しい『貴重な経験』なのである。
特にこの『コロナウイルス問題』は、間違いなく世の中の発想を変えそうである。日本は先進国だとばっかり思っていたが、ウイルス検査などの分野では全くの後進国だということがよく解った。
いろいろ言われているが、今のところ感染者の数も、死者も世界に比べて桁違いに少ない。これは国やリーダーたちの方策の成果というよりも、状況を理解して適切な行動をとった、日本民族が優秀だったということなのだろう。
ただ、ホントの評価は、終わってみないとよく解らないのだが、コロナ問題を契機に『世の中がいい方向に変わった』と言えるようになればいいなと思っている。
私自身は間違いなく、既に『いい方向に変われている』のである。
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