★ 車に限らず世の中の製品はどんどん進化するのだが、ホント使う人にとって有益なのだろうか?
私のような技術オンチは、いろんな製品についている機能のほんの一部しか使っていないのが現状なのである。
私は、毎日車には乗っているが、ただ目的地まで走っているだけで、それ以上にあまり多くは求めていない。
ごく最近、クルマの修理に持って行って代車を頼んだら、何を思ったのかBMW5シリーズの5000キロも乗っていない新車を貸してくれたのである。
ところが、鍵は持っているだけ、クルマに付けなくてもいい。サイドブレーキは今までのようなものとは違う。エンジンはボタンを押せば掛かり、ボタンを押せば切れるのだが、ホントに切れたのかどうかがよく解らない。
最初、家に戻った時は、どうもエンジンが切れていなかったのだと思う。ドアが上手く閉まらなくて、鍵で閉めようとすると警告音のような大きなホーンが鳴るのである。
困ってしまってBMに電話していろいろやってたら何とかなったのである。
その時写したクルマの写真だが、今見ると確かに『エンジンが切れていない』のかライトの周りが明るくなっている。
ハンドル周りはこんな感じである。
もう少し拡大すると左側はこんな感じ、
右側はこんなマークが並んでいるが、
どれも全く、『何のことか』解らないし、2日間借りていた間一切触ったりしなかったので、私にとっては『不要な機能』だったのかも知れないのである。
★新しくなった新車の乗り味は、一言で言うとすべてが『軽くなって』BMらしさがなくなって国内のトヨタなどに近くなったと言っていい。
何となくBMを4台も乗り継いできたのだが、私が気に入っていたのは『ドアの開閉』に始まって、ハンドルもアクセルも何となく『重たい感じ』の重厚性だったのだが、それが全く感じられずに『スムース』極まりないのである。
多分、世の中の好みがその方向なのかも知れぬが、メーカーの持つ個性などがどうも失われていく感じなのである。
どんどん増える『新機能』なのだが、ホントにそれがいいのかどうかは、その車に長く乗ってみないと、たった2日間では解らないかも知れないのだが、昨今の製品、クルマに限らず機能が多すぎるように思えてならないのである。
そんなに機能を増やさずに、『安く』すればいいと思うが、それではメーカーが成り立たないのかも知れない。
自分の『乗りなれた車』が戻ってきて、何となくホッとしているのである。