★人それぞれ『運を持って』生きている。
孫・門野真也は何となくそんな『いい運』を持っているように思う。
元々、日本にいた時もサッカーはやっていたが、それほど熱心でもなかったし、若し日本にいたらサッカーはやってたかも知れぬが、普通の選手で終わっていただろうと思う。
ところがアメリカに移住したお蔭で、大学までは徹底的に『個人を伸ばす』アメリカの仕組みの中で育って、どんどん成長していったのである。
アメリカの優秀選手を育てるシステム US Soccer Development Accademy に属した名門Strikers FCに入れて貰おうと思っても、はじめは『デブはダメ』と言われて、2年間減量してやっと14歳の時に入れたのだが、そこから努力して17歳の頃にはチームのキャプテンを務め、Berkeley 大学にはサッカーの推薦選手で入学できたのである。
Berkeley の4回生の時は、日本人ながらキャプテンを務め、リーグの得点王にもなったので、プロへの推薦もあって今春ワシントンにあるD.C.Unitedに入れて、今はその2軍チームの Loudoun United FCで背番号10番を貰ってリーグ戦を戦っているのである。
★実は今週の水曜日に上のチームのD.C.United がスペインのReal Betis と親善試合をするというので、真也は下のチームから呼んでもらって、後半30分ほど出場の機会があったようである。
D.C.United では公式戦ではなくて練習試合しか出ることは出来ないのだが、今年の練習試合の第1戦では足を痛めたルーニーに代わって出場し、チームの今年初めての得点を門野真也が記録したりしているのである。そんなのも『いい運』を持っているから、そんなことになったりするのだと思っている。
今回のスペイン・チームとの親善試合も呼んで貰えただけでも好運だし、出場の機会もあって、『あわや1点』というボレーシュートを打っているのである。
そんな動画の画面を娘が送ってくれたので、これはそれをスマホで写した動画なのである。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35167257
シュート場面だけを写しているので、たった20秒、ちょっとカッコイイ左足のシュートを観てやってください。
そして、肩を組んで写っているのは、相手チーム Real Betis の名選手元スペイン代表のマルク・バルトラなのだが、この写真は相手チームの Real Betis の公式ツイッターで流されたもので、こんな写真の中の1枚なのである。
そしてそのツイッターには、スペイン語だからよく解らぬがこのように書かれていて、『Two of the most humble footballers・・・・』と書かれていて、 @s.Kadono @MarcBartra と二人の名前が並んでいるのである。
D.C. United のレギュラー選手は沢山いるのに、なぜ門野真也が写真を撮られているのだろう?
多分、試合が終わって真也は、相手チームの選手といろいろ話したのだと思う。
彼はスペインに憧れて、高校でスペイン語を習い、その後もスペイン語は勉強しているようで、今のチームにもスペイン語を話す選手がいるので、今年プロになってからスペイン語はさらに上達したとか言っていた、普通の会話ぐらいは大丈夫なレベルなのである。
『Two of the most humble footballers‥』の humble とはどんな意味かと思ったら、「謙虚な」とか「つまらぬ」というような意味もあるようなのだが、ここではどんなニューアンスで使われているのだろうか?
★娘が言ってるように、スペインでツイッターは流れたので、S.Kadonoもスペインの人には幾らかでも覚えて貰えるかも知れない。
でも、D.C. United にはいろんな有名選手がいるのになぜ門野真也かな?
まさか『最もツマラヌ選手』ということではないだろう。
いずれにしても、このツイッターは世界に流れているし、スペインの人は沢山見るだろう。
そんな『いい運』を大事にして門野真也も頑張って欲しい。
私の86年の人生も『最高のいい運に恵まれて』どんどん『いい運』がやってきた。
『いい運だ』と信じたほうがいい、そうすれば『運は拓ける』ものだと私は信じているのである。