★4月も半ばを過ぎると、庭の木々もそれぞれ新しい芽や新葉を見せてくれる。
小さな庭だが、いろんな樹が植えてあって、今どきの新葉の美しさはまた格別である。
最近は、年を取って高い木は剪定が大変だから、梯子がなくても大丈夫なようにどんどん短く剪定するものだから、我が庭の木々たちは毎年小さくなっていくのである。
そんななかで、今年で3年目になる『葡萄』だけは、昨年伸びた枝をそのままにしている。
冬の間、生きてるのか死んでるのかもわからなかった葡萄だが、こんな新芽が出てきたので間違いなく生きている。
枝だけは3年目でこれだけ伸びたので、まずは『大きさ』だけは一人前とは言わぬが、昨年までの新苗のような風情からは変わったのである。
問題は今からで、果たして花が咲いて『実が成るかどうか』である。
86歳にして『初めての経験』だから、その『ワクワク感』は相当なものである。
まだまだ枝は『細い』のだが、あちこちに新芽が見られるので、これを『どのように処理するか』なのである。
葡萄の育て方を見ると『剪定は1.2月だけ』と書いてあるので、伸ばし過ぎたかも知れない。
兎に角『はじめての経験』なので5月、6月に果たして花が咲き『実が成るかどうか?』なのである。
今年は、上手く実らなくても、『とにかく実が付けば100点』だと思っている。
何でも『生まれて初めての経験』はワクワクする。
三木の『選挙運動』も初めてで興味深々だが、この葡萄はそれ以上に、関心おおありなのである。
どんどん今から芽は伸びると思うので、どのようなことになるのか、『その変化を』見極めたいと思っている。
86歳の春も『新しい経験』があって大いにワクワクしているのである。