★9月ももう終わりになった。
9月は6日ごろから約2週間アメリカで過ごした。
仕事らしきこともあったが、殆どはプライベートで好きなことを好きなようにして過ごした。
15年ぶりのアメリカであったが、そこで感じたことをちょっと纏めておきたい。多分何回かの連載になるだろう。
滞在の拠点になったのは、Irvine にある娘の家である。
2か月前から遊びに来ている家内に合流する形で、お世話になったのである。
1971年に元あった広大な農地に発足した。現在は高等教育機関が充実している事と、低い犯罪発生率で知られる都市である。
ロサンゼルスとサンディエゴの中間にあり、広域的にはロサンゼルス都市圏に含まれる。
人口は20万人、面積は120.4平方キロ、気候は地中海性気候。
アーバインは1960年代以来、主にアーバイン社によって開発された計画都市である。
FBIの発表(2005年)によれば、アーバインは全米で最も安全な都市とされている。凶悪犯罪件数は、全米で最も低い水準にある。
計画段階から都市の景観には配慮が行われており、多くの緑地帯、貯水池、公園を有する。
都市の景観を守るために厳しい規制が行われている。
人種別には、約61%が白人系、約30%がアジア系、約7%がラテンアメリカ系、約1%がアフリカ系、残りがその他となっている。
年齢別には教育都市らしい構成となっている。住民の教育水準は高く、住民の6割は大学を卒業している。
ハイテク企業が集まっており、「第二のシリコンバレー」とも呼ばれる。
★ Wikipedia では Irvine というまちをこのように紹介している。
アメリカでも、特別に綺麗で、且つ治安のいいまちなのだろうから、ここで経験したことがアメリカのすべてではないのだろうが、
アメリカのよさが『いっぱい』のまちであることは間違いない。
計画都市らしくこれは造られた湖である。 Woody Town の中に北湖、南湖と二つの湖がある。
所謂、住宅街、日本で言えば団地。 道はこれでも狭い方だが、車でUターンが出来るほど広い。
芝生がまちというか、団地の管理者によって管理されていて、個人では芝刈りなどすることは出来ない。これは刈り込まれたばかりの芝生である。
こんなスポーツ公園が至るところにある。
これはビーチの直ぐヨコのまちだが、
これらの写真を見てお解りのように、管理はまちかどこかが徹底的にやっておられるようである。
一番不思議に思ったのは、『雑草が生えていない』 ということである。
日本に戻ってきて思ったのは、日本も確かに道路の植栽などは市が管理をされてはいるが、アメリカと比較すると『雑草だらけ』のような気がする。
これは、芝生自体が強くて、雑草みたいなものなのか? 元々が砂漠だから、雑草など生えないのか?それとも管理がいいのか?
これは、向こうにいる間、ずっと不思議に思っていた。
灌水のエネルギーは、スゴイものがある。
家の周りの芝生は毎朝スプリンクラーで灌水されるのである。これが全ての芝生がそうなっている。
★いろんなことが、中途半端ではなしに徹底的にやられていて、それぞれ規定、規則があるのだが、
決められたことは、きちんと守る態度もまた徹底している。
何となく、大人の社会のルールがあるような気がした。
多くの人種の集まった社会だから、そこで新しく決められたルールを守らないと、社会が成り立たないのかも知れない。
そこには『日本の風習』などは持ち込めないのである。
バーベキューはいいが、魚を焼く匂いは難しいようである。
そんな中でも、アジア系人種が30%もいるようで、日本人も一般市民で溶け込んでいるようだし、むしろ『アメリカ人が少ないな』と思ったりした。
まず感じた一点は
昔は砂漠でだれも住んではいなかった土地に、新しく来た人たちが新しく住めるように、創り上げたまちだなということが至るところで実感されたのである。
そこには、『人の知恵』がいっぱいあったような気がする。
一番気になっていた『雑草』 それは『雑草』など生えない砂漠にを人間が住めるようにしたのかも知れない。
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