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日本の医療制度  雑感

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 ★ 『ジェネリックはこんなに安い』という記事があった。

 これを見る限り、確かに安い。

 

 ジェネリックの使用率は、アメリカでは91.7%、ドイツでは86.3%、イギリスでは76.6%(2016年)と、先進国のジェネリックのシェアは高いのだが、日本はまだ59%だという。

私も今、血圧の薬と、心房細動だと言われて血をサラサラにする薬など1日4種類を飲んでいるが、医者に勧められるままの薬でジェネリックではないと思う。

国の医療費の増大は、いろいろと問題で、そういう意味ではジェネリックの使用率をもっと上げるべきだとは思うが、ただ漫然と医者の勧める薬をそのまま飲んでいる人が多いのではなかろうか。

 血圧も正常でそんなに高くはないのだが、クモ膜下になって以来もう15年以上も飲んでいる。別に、止めようかと思ったこともなく、薬を貰いに行くと先生の診断があるし、3ヶ月に一度の『血液検査』もちゃんと受けている。そんな定期検査がないと、昨年の心房細動も解らなかっただろう。

毎回、診察と薬を貰ってくるが、医療費は10%なので、ホントに安いのだが、実費はその10倍なので、国の医療費としては大変だと思う。国の医療費の増大は大変だとは思うが、『国民皆保険制度』のお蔭で、私などは今も生きているのだと思う。

これがアメリカのように保険が一般的でないと『医療費は大変』で、アメリカにいる娘家族なども、『医療費』にはアタマを悩ませているのである。

 

★日本の皆保険制度はいつからなのか? 調べてみたら『民皆保険”が達成されたのは1961年(昭和36年)』だそうである。

父は昭和27年に亡くなったのだが、2年間ほど病床にいて当時1本2000円もしたマイシンの注射代が大変だったのである。当時の2000円は明石の上ノ丸の土地が一坪2000円で、父のために500坪以上の土地を伯父は手放してくれたのである。私自身は、若い頃には肺結核になり、70才前にはくも膜下になったりしたが、医療保険と進んだ医療のお蔭で今があって昔のようなら、とっくにこの世にはいないのだと思っている。

 このように、現在の医療制度は非常に確りとしているのだが、医療機関も個人ももう少し『医療費の削減』を意識しないといけないなと思うのである。

 現在の日本は恵まれすぎていて、ちょっと何かあると直ぐ救急車が来てくれるのだが、アメリカなど救急車を呼んだりするとその費用は大変なのである。

 薬のジェネリックス使用率ももっと上げないといけないだろうし、医療機関も患者に対して丁寧過ぎるのか?『利益を上げようとするのか?』ちょっとしたことでも『すぐ検査』なのである。

 ごく最近も首の後ろに出来ものみたいなものがあるので、或る病院で観て貰ったら、『これは治らないから、放っておけばいい』と言われたのだが、水虫の治療で別の皮膚科に行ったら、『大きな病院で一度検査を』と検査をして貰ったら、3回も掛かって、10%で5000円ほどだったから、実質は5万円も掛ったのである。

 結果は『なんでもなかった』から、最初の先生が正解では、あったのだが、私自身も、『もし保険が効かなかったら』多分検査には行かなかったと思うのである。

 そういう意味では、ちょっと甘え過ぎかなと思ったりしているのである。

 

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 雑感日記のEnglish Version です。

 

 

 


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