★ 師走である。 大掃除などして、新しい年を迎えたりするのは普通なのだが、私自身はあまりそんなことには拘らずに、新年も1年のうちの1日というような感覚なのだが、何を思ったのか、玄関の前に置いてある椅子の塗装をしようと思い立ったのである。
もう20年程前に買った椅子が塗装が剥げたので、10年前に一度塗装したのだが、その時にはまさに『私流に』何となく塗ったらもう一つ綺麗には塗れなかったのだが、それからまた10年も経って、その塗装も剥げてきたので『塗り直そうか』と思ったのである。
今回は、Google で『塗装の仕方』を検索すると、いっぱい出てくるので、いろいろちゃんと調べたのである。
塗装をする前に、『紙やすりで旧いニスを落として、木の面を綺麗に仕上げる』と書かれていて、これは当然の常識なのだろうが、前回はそんな面倒なことはせずに、そのまま塗ったに違いないのである。
今回は、20年も経っているので、ちゃんと塗ろうと思って、まず『紙やすり』だけそれも3種類も買ってきて、綺麗に仕上げた後、あらためて水性の塗料を買ってきたのである。
ホントに何を思ったのか、今回は丁寧にやろうと思って、やすり掛けだけでも2日ほどかけてちゃんと出来たのちに塗装したし、それも、書かれている通り水で薄めて、一度塗った後、十分に乾いてから、もう一度塗ったりしたのである。
これくらいに、仕上がった。 私としては「大満足」の出来栄えである。
横ての金の部分にも塗料がついたりはしているが、『そこにテープを貼ればいい』ぐらいのことは解ってはいるのだが、そこまでやる気にはならないのである。
大きく写してみたが、今回はペーパーを掛けているので、表面は綺麗になっている。
少なくとも、20年も経っている椅子には見えなくなった。
ついでに、こんな置台のようなものも塗ってはみたが、こちらは木が柔らかいので、やすりの掛け方がもう一つだったが、それでも結構綺麗に塗れたのである。
こんな塗料をベースに、少し水で薄めてこんな刷毛を使っての作業だった。
★ちょっと塗料が余っているので、こんなのにも塗ってみた。
こちらの作業は本来の私に戻って、ペーパなどは一切かけずにちょっと埃を落としたぐらいのところにどんどん塗って行ったのである。
作業時間が早いのは、私の特技みたいなもので、2度塗り、3度塗りぐらいはやったのだが作業時間は短くて、『あっという間に』完成したのである。
形状は、なかなかややこしいのだが、塗るだけは全て塗ったことになっているのである。
この出来栄えも、こちらは『私なりに満足』なのである。
残った塗料を『どうしようかな?』といま悩んでいる。
置いておいても、『まず使うことはない』ので捨ててしまおうかと、悩んでいるところである。
多分、生きてるうちに、もう一度『塗装をする』ことなどないかも知れないのである。