★カリフォルニアのどこに行っても星条旗とともに熊がいる州旗が掲げられている。
孫の次男が行ってるカリフォルニア州立大学で最初にできたBerkeley 大学のシンボルマークは「熊=Bears」である。
こんなその歴史を語っている文章を見つけたのである。
アメリカには50州ありますが、それぞれの州にState Flags(州旗)があり、いろんな色や模様の旗があります。
ひとつひとつの旗にストーリーがあります。 私達の住むカリフォルニア州の州旗は「The Bear Flag(クマの旗)」と呼ばれ、クマと星が描かれています。
クマの下には「California Republic(カリフォルニア共和国)」と言う文字が書かれています。カリフォルニアは国ではないのに、なぜ「共和国」と書かれているのでしょうか?
そこには長い歴史の物語があるんです。
18世紀の後半からアルタ・カリフォルニアはスペイン帝国の植民地となりました。その後、1821年にアルタ・カリフォルニアを含みメキシコが第一メキシコ帝国となりました。 当時国境は今のように堅固に守られていたわけでは無かったので、アメリカ人も当時のメキシコ領のカリフォルニアに多く移住しました。そしてその住民達による革命によってメキシコ人を追放し、カリフォルニア共和国の独立を宣言しました。このときアメリカ人が掲げた旗が、「カリフォルニア・リパブリック」の旗だったようです。 そしてその後メキシコはカリフォルニアをアメリカ合衆国に割譲し、カリフォルニアは1850年9月9日にアメリカ合衆国第31番目の州となりました。
では、なぜ星とクマだったのでしょうか?
星はテキサスの「The Lone Star Flag(一つ星の旗)」からインスピレーションを受けたそうです。
この旗の「一つ星」には、「団結してメキシコ人と戦う」という意味が込められているそうです。クマは、「強さ」を表しています。
アラスカやカナダに今も生息していますが、残念ながらカリフォルニアでは既に絶滅しているそうです。このように州旗には、歴史やその時代の人々の想いが込められています。★そんなアメリカの歴史を背景に、カリフォルニアの数ある州立大学の中で、一番最初に設立されたBerkeley 大学は、Cal と Golden Beare と称されている。 孫の応援団たちも 「GO SHINYA! GO BEARS!」と応援しているのである。 アメリカの歴史も、いろいろとあるのだということがよく解った。