★ 昨日の大リーグエンゼルスーロッキーズ戦をテレビで観ていたが、これはスゴイ試合だった。
大谷翔平の逆転3ランで5-3と逆転してコレで勝ったと思っていたら、満塁ホームランで4点を奪われて7-5と逆転されてしまった。
回はもう8回だったので、エンゼルスは7連敗かと思っていたら、その裏打者一巡の猛攻で5点を返して再逆転連敗を打ち切ったのである。
二刀流の大谷翔平は、いまはピッチャーのほうがダメだが、DHでフル出場ではないのだが、
「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。第2打席でバックスクリーンの左に飛び込む逆転の15号3ランを放った。松井秀喜(ヤンキース)の1年目の16本にあと1本に迫った。
また逆方向へどでかい一発を放った。1-2の4回だ。無死一、二塁で打席に入った大谷。ロッキーズ右腕グレイのボークで二、三塁になると、1ストライクからの2球目、93.7マイル(約151キロ)の真ん中フォーシームを完璧に捉えた。打球はバックスクリーンやや左の岩場付近に飛び込む、特大の逆転15号3ランとなった。
この一発で2006年の城島健司(マリナーズ)の18本、2003年の松井の16本に次いで、2005年の井口資仁(ホワイトソックス)に並んだ。
また投手としても4勝を挙げ、61奪三振を記録する“二刀流の怪物”。アナリストのライアン・スピーダー氏によると、1シーズンで15本塁打以上放った選手が、同じく15奪三振以上をマークするのは、1919年のベーブ・ルース(29本塁打、30奪三振)以来、99年ぶり2人目。記録の上でも伝説をまた一つ打ち立てた。