★一般社団法人日本二輪車安全協会 通称「二普協」からメールが送られてきた。
『バイクの日』を訴求するために、読売新聞に『新聞企画』を実施したのだが、ご覧になりましたか?というのである。
読売新聞はとっていないので、どんな内容だったのか知る由もないのだが、推測するに添付されていたこんな内容だったのではなかろうか?
https://www.yomiuri.co.jp/adv/bike2018_0819/
★送られてきたアンケートは『こんな内容』である。
https://www.jmpsa.or.jp/prg_img2/pdf/pdf2018081709045206905600.pdf
★ 私なりの確りと内容は読ませて頂いた。
新聞企画は継続すべきかどうか、読売だけで充分か、バイクの日の訴求に新聞での展開が適しているか?などの質問は正直なかなか答え難い質問である。他の媒体と言ってもテレビはお金がかかり過ぎるだろうし、なかなかムツカシイ質問だなと正直思った。
この広告の内容は『末端のユザーの方』などが取り上げられているし、『安全運転活動』などなかなかいいと思うのだが、『バイクの日』だけでなく、『メーカーの基本的な姿勢』として日頃の活動の中に取り入れられているのか?ということが一番の課題かなと思うのである。
『二輪という商品自体』はなかなか若々しくいいモノが出ているのに、その活動は、世の中は変わってどんどん新しくなっているのに『二輪業界自体』は50年前の体質・構造のまま変わっていないのである。
個人的な意見を言わして貰うなら、極端に言うと次の二つの視点が抜け落ちているのである。
●『末端のユーザーへの視点』
各メーカーとも「メーカー体質からの脱却」が出来ていなくて、「新車を作りそれを売る」ことが主体になってしまっていて、『バイクの日』などの催しなども、通常の日常の活動の中で展開されているのではなく、年に一度の『バイクの日』に特別行事として行うというぐらいのレベルになっている。
『末端のユーザー』特に『新車以外のホントの意味の二輪愛好家』への視点が抜け落ちてしまっていると思うのである。
メーカーから脱皮して、『TOTALの世界市場での二輪事業展開』企業になればいいと思うのだが・・・・現実は生産も海外拠点が多くなってるし、世界に流通機構は持っているし、末端の二輪愛好ユーザ―の活動がある事業体なのに、未だに『メーカー』に拘っているところが問題かなと思っている。
●『ネット世界への視点』
マシンそのものは年々いいモノになっていることは間違いないのだが、その流通体制は未だに『50年以前のまま』である。今新しく展開しようという『流通機構対策』を見ても、主体は従来通りの販売店なのである。いま『世の中の流通の主体』は『ネット販売』で、いま大成功を収めているのはその殆どが『ネット・ベース』なのに、二輪業界はネットへの視点が抜け落ちてしまっている。
確かに、『二普協』もこんなFacebookのサイトをお持ちなのだが、その内容を見る限り『バイクの日以外には殆ど活動がない』のである。
『ハード』はなかなかいいのだが問題は『ソフトの欠如』だと思う。
展開の仕方によれば、『二輪業界』はなかなかオモシロい業界だから『新しい二輪文化の創造』をやって欲しいなと思っているのである。