★皆さん『ESTA申請』などご存じだろうか?
もしご存知でも『ESTA申請』など、ご自身でおやりになった人は少ないのではなかろうか?
電子渡航認証システム ESTAとは Electronic System for Travel Authorization の略で、アメリカへ観光やビジネスなどの短期旅行(90日以内)をする場合に、ビザ無しで旅行可能かどうかを前もって審査するシステムのことだという。
事前にESTAの認証を取得していないと、航空機への搭乗やアメリカへの入国を拒否されるのである。
アメリカに入国するには、この『ESTAの申請』がMUST条件で、この申請は、ネットでの申請だけで『それ以外』は許されてはいないので、電子渡航認証システム なのである
『私はパソコン申請など出来ません』は通用しないのが如何にもアメリカ的で、例外を許していないところがいい。アメリカに渡航する人が全てパソコンが出来るとも思えないのだが、ネット申請以外は『アメリカ旅行』など出来ないのである。
かくいう私も現役時代は「パソコン」など全く無縁だったのだが、今アメリカのIrvineにいる娘婿に、無理やり会社で残ったパソコンを買わされてから、しょうことなく独学でパソコンが何とか使える段階までにはなったのだが、それが今は『Irvineに行くのに役立っている』のがオモシロい。
若し私がパソコンが出来なかったら『アメリカ旅行』をどのようにしてやるのだろうか?
★ところで、そのESTAの申請だが、毎年やってはいるのだが、そんなに自信がある訳でもないのである。
私は『パソコン教室』など一切行っていないので、基本的なこともよく解ってはいなくて、自分が毎日やっていることだけが何とかできるというそんなレベルなのである。
昨夜夜中にふと目が覚めて『そうだESTAの申請をしなければ』と思い出すと寝てもおられなくて夜中に起きだして、『ESTAの申請』を確かめてみたのである。
これを教えてくれる先生は周りにいなくて、『自分でやる』以外に選択肢がないので、朝起きてすぐその『申請』なるものに取り掛かったのである。
ESTA申請 と検索するとこんな画面が現れる。
在日米国大使館・領事館 などの物々しい名称だから、何となく緊張するのである。
その中の『ESTA申請』をクリックするとこんな画面が現れて、この4段階をクリアして始めて『アメリカ旅行OK』なのである。
そして『ESTA申請はこちらから>>』をクリックするとこんな申請画面が現れるのである。
そこに必要事項を入れていけばいいだけの話だが『これでよかったのかな』と例えば名前は、FURUYA RENTARO と大文字で入れるのか Furuya Rentaro と入れるのかなど、いろいろと気を遣うのである。
自分自身と家内の分の二人分を打ち終えて発信すると『受け付けました』というメールが届くのだが、『審査結果』で合格が来るまでは気が気でないのである。
先方も審査があるので、そんなに『すぐ返事が来る』訳ではないことは解っていても、通知が来るまではなかなか落ちついてもおれないのである。何度かメールを確かめたが、午前中には『合格通知』は来なかった。
午後になって、やっとこのような『合格通知』が来た。
お世話になっております。ESTA Online Center です。
米国合衆国より、お客様の渡航が許可されました。ご渡航の際、認証情報の提示を求められる事はありませんが、国土安全保障省(DHS)では、"控え"としてこの情報の保管をお勧めしています。
というメールと『控えとしてこの情報の保管をお勧めする』というESTA申請ID と 渡航申請番号は、このように仰々しい桁数なのである、中の数字や文字はちょっと変えてあるが、この長さである。
ESTA申請ID abd5e4t9fc71f2f524a888fabbf8c2c6d
渡航申請番号 Z7RXRF9X1R67F4FQ9
★ やはりアメリカに渡航する人は多いので、これぐらい長くややこしい桁数にしないと管理できないのかも知れない。
昨日は半日、このESTA申請でつぶれたが、考えてみると申請してから4時間ほどでこのような『許可通知』が来るのは、流石アメリカだし、『ネット申請の威力』なのかも知れない。
そういう意味では、例外を作らないアメリカは流石だと思っている。
お蔭様で9月末からの『アメリカ旅行』は何となく現実味を帯びてきたのである。